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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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姉の居る身には 真夏の怪談の如き響きの 弟切の花


おやおや
雨が降り続いて空も見えず、
梅雨はいつ明けるのかいのう、
などと思っていたら、
いつのまにやらちらほらと
秋の花など見え隠れ。

うわああ、そういやもう立秋ではないか。
ていうかもう過ぎてる。

というわけで、
なんだかよく分からない間に過ぎ去っていた夏に
撮りためておいた写真の中から、1点。

オトギリソウ。

この花に抱く想いは、冒頭の短歌にすべて表されております。
姉とは、げに恐ろしきもの。
同じく姉を持つ身の相方とは、
「そうそう、姉っていうものは・・・」と、妙に話が合ってしまったり。



さあて、来週のサザエさんは・・・じゃなくて、
明日のくえびこさんは!

山です。ひっさしぶりの山です。
西穂行きます。日帰りですが。
もう、ハイです。けっこう浮わついてます。

ああ、今日は寝られるだろうか。
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terminal.jpg

ターミナル 集えるバスの纏いしは
錦に織りたる 旅する心


所用のため、遠路はるばる徒歩五分、
上高地バスターミナルまで出てきました。

少し時間が余ったので、
新しくなったケータイでパシャリ。

上高地の景として代表的なのは、
何と言っても河童橋ですが、
このバスターミナルも、なかなか捨てたものではありません。
初めて上高地に足を踏み入れた人が、
バスを降りて、まず最初に目にする景色です。



今日も、たくさんのバスが集まっていました。
色とりどりで、皆きれいなバスばかりなのですが、
最近、結構目が肥えてきてしまいまして、
いろいろと好き嫌いも出てきています。

バスの車種に関しても、変に詳しくなってしまいましたよ。

一番良く見かけるのが、
日野セレガ・いすゞガーラ系
日野といすゞが、同じデザインのモデルを使っているため、
もう、そこらじゅうでみかけます。

・・・ワタクシはあまり好きではありません、
というか、嫌いです、このバス。
押しが強すぎて、下品ですよ。

特に「はとバス」のやつ。
このセレガ・ガーラの車体に、原色の黄色地と赤の文字。
東京タワーの真下ならともかく、上高地には似合いませんな。
まったくもって、いかがなものか的デザインです。

同じセレガでも、上高地シャトルバスで使っている、
セレガRハイブリッド車は、スマートでとても良いデザインなのに・・・。

・・・とまあ、いきなりダメ出しから始まりましたが、
気に入っているものもあります。
三菱ふそうのエアロエース

これはかっこいい。
リンク先には帝産バスの画像がでていますが、
この帝産バスのデザインも良いです。
車体側面の、ジャガーだかピューマだかが駈けている姿も素敵。

最近のバスは、どうも車体全面に、
変なデザインをするのが流行りらしいのですが、
ワタクシとしては、シンプルに、ストライプ基調のバスに好感をもちますね。

いつだか見かけた「越後交通」の観光バス。
これはシブくて良かった・・・。
ウィスキーの小瓶でも片手に、日本海の夕日を眺めながら乗ってみたい逸品。
黒部ダム入口の扇沢で見かける「北アルプス交通」。
銀地に青のシマシマ。これも好き。
ザックしょって、登山口まで乗るバスですよ、これは。
(リンク貼るのが面倒になってきたので、画像は探してくださいね)

JRの電車も、最近はヘンなのが多いですね、
特急あずさは、以前の藤色のストライプ方が良かったですし、
新幹線も、あーでこーで、
飛行機も、あーでこーで、
船もあーでこーで、
乗用車に至っては、まさにあーでこーで、

・・・・・・・・・・・

さ、聴衆も呆れて帰ってしまったことでもあるし、
酒飲んで寝るか。


黒き月に隠さる定めの陽のもとに
すべて世界は調和してゐる


すこし遅れましたが、日蝕の話題です。

前回の記事で、「消えてしまっていたら・・・」みたいなことを書いてしまい
一部の方々には、大変なご心配をお掛け致しましたが、
消えてしまったのは、太陽の方でした。

皆既、ではありませんでしたが、
上高地では見えました。部分蝕。

使ったのは、
プラスチック板にマジックで色を塗り重ねただけの不十分な道具でしたが、
いい具合に薄雲がかかり、
道具なしでも見える時もあるくらいの、最高の日蝕日和でした。

太陽が雲で隠されたのとはまた違う
なんとも言いようのない、不思議な薄暗さでした。
全ての物が、息を止めているかのようでした。



冒頭の歌は、完全オリジナルではありません。
英国のロックバンド、ピンクフロイドの伝説的アルバム
「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」のフィナーレの1曲、
「エクリプス」の、最後の1節をモチーフにしました。
ていうか、ほとんど翻訳しただけ。

短歌や俳句のような短詩の形式がなくても
そのたましいさえあれば
ほんの短い一節に
全てを凝縮し、ナイフのように磨きあげ、一瞬で人を屠ることができる、
そんな詩が書ける。
言葉のチカラというものを感じる一節です。

さて
短歌という形式は、ともあれ備わる竹光に
月の光を反射させ
近藤勇か土方か、空しく一人剣の舞
気づけば月は山の陰
酔いも醒めたる心地して
書き散らしたる言の葉の
無粋に赤面せぬ前に

更新ボタン押しちゃえ。

鉄 鉛 錆 泥 芥 吾が心
澱み清めし あらし吹き過ぐ


橋の上から濁流を見て
この水の中には何が混じっているんだろうと思いました。

濁流といっても
前回の嵐の時よりも、泥色ぐあいの少ない
いや
濁流といってしまうのも可哀想なぐらいの水色なのですが。

でも
数日前の雨のときは、たしかにドロドロ色だったのです。

きっとこの嵐は、洗い流しているんだ。
そう思いました。
前回は洗い、今回はすすぎ。

この嵐で
汚いもの、重く澱んでいるものがすべて清められるとしたならば
嵐が過ぎ去った後には、
ワタクシという存在のうち、一体何%が残ることになるのでしょう。

梅雨明け
ボクの存在が消えてしまっていたとしたら

ごめんなさい。

雨ゆへに 来月延期と思はせて
二人密かに 居る雲のうへ

七夕って行事のいいところは、
来月延期ができること。

・・・だって、旧暦があるじゃん。

信州では、旧暦でやるのがスタンダード。
そっちの方が天気がいいしね。

今日はふたりきり、そっとしておいてあげる日。
だから雲も湧き、雨も降る。

本日は、人は天など見上げずに、
足もとのカエルたちと、宴でも張って居ればよいのです。
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