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禍々し 生き方なれど 鬼の子も 見れば可愛や 天南星咲く
上高地天南星。
今年も咲きました。同じ場所に。
昨年の記事ではマムシグサ始めテンナンショウ一族に対して、
いろいろと散々なことを書いていましたが、
やはり思い入れは強かったのでしょう。
咲いている、という情報を得て、
勇んで駆けつけてみれば、
なんだか我が子に再会したような面妖な気分。
眺めたり、写真撮ったり、触ったり。
なぜだか幸せなひとときでした。
あるこほるのしょうどくのみではきかないらしく
5月初旬にナニモノカに罹患いたしました。
38度の熱が出て、
でもなんとかバファリンなど飲んで仕事して。
数日で熱は下がったのですが、
ただなんとなく微熱が続き・・・
その微熱もようやく止んで、ほっとしたのもつかの間、
また37度5分ほどの発熱。
咽は痛いし、頭も普段以上にぼぉっとしてまして。
で、本日。
さすがに心配になって苦手な医者にかかるという決断をいたしました。
いざ松本市内の診療所へ。
①診察
なんかどうやら流行りの病らしいのですが、
「うーんなんだかよくわからないんだけどね」
を3回ほど繰り返す先生。
実はぼくもよく分からないんです。
気が合いますね、先生。
②吸入
痰のからみをとるための薬剤いりの霧を吸入。
バリトンサックスのマウスピースくらいの太さの吸入器先端を、
もがりと咥えて待つこと10分。
さてお次は。
③点滴
天敵の、ではなく点滴の針を刺そうとしている看護師さんに、まずは一言お断り。
「注射も、血を見るのも苦手なので、目ぇ瞑っていますよ」
「はいはいどうぞ、やっぱりいやなもんですよね」
ちくり
「うーん、いい血管ですね」
「思わぬところを褒めていただいて、すごくうれしいです。
ところでいい血管ってどんな感じなんですか?」
「張りがあるんですよ」
「ハリとツヤ、ですか。」
「目で見るわけじゃないので、ツヤはちょっと・・・。」
そりゃそうだ。
④お勘定
2510円也。
ランチ+グラスワイン、てな値段が吹っ飛んでしまいましたが、
お土産もいっぱい貰いました。
ソーゴーカンボーヤク
ゲネツチンツーザイ
コーセーブシツ
ノドトローチ
ヒッサツザヤク
坐薬は、38度以上の高熱になったときに使ってくれ、
とのことでしたので、本日はそれ以外を堪能いたしました。
まあ、こうやって薬並べて珍しがって遊んでいるうちが花。
健康は大事だと思った次第の一日でありました。
※
その後は相方の運転で池田町へ、ランチを食しに遠征。
ビストロカモミール
おいしい地場産野菜を使ったメニューが、
病の身体に優しく沁みわたりました。
池田町はいいところだよ、地味だけど、対岸の安曇野よりも好きかもしれない。
皆様ご存知カメラのキタ〇ラ。
ここのフォトブック作成サービスを初めて利用してみました。
知り合いの方から、
「上高地で撮った写真をプリントして見せてよ」
と言われまして、
日ごろお世話になっていることでもありますし、
ゴージャスにフォトブックにしてプレゼントしてしまおう
といういきさつでの初挑戦。
キ〇ムラ店舗内にある端末に、USBフラッシュメモリを差し込んで、
簡単操作の簡単編集。
プリントアウトされた紙片をカウンターに提出して、
待つこと1時間。
じゃじゃん
じゃじゃん
じゃじゃあああん!!
とまあ、こんな感じで仕上がりました。
一番下の写真のように、立てて飾ることもできます。
(そのためにタテ綴じかヨコ綴じを選ぶこともできます)
んー、なんかいいですねぇ。
写真集でも出版した気分ですよ。
いやほんと、見れば見るほど美しい。
もしかしたら、ボクの写真の才能って、相当なものなんじゃないか?
プロでやったら成功間違いないのではないか?
アラーキーや加納典明などメじゃないように思うぞ。
(なぜそっち方面なのかは、自分でも謎)
などなど、
これしきのことで果てしなく舞い上がる自分がかわいかったりするわけでして。
いや、まあマジメな話。
売ってみようかと思う出来栄えです。
いや、ほんとに売ってみようか。
ではご希望の方は、あし@メッセージにてご注文を。
代金はスイス銀行の口座へお振込み願います。
って、おお、宣伝しちまったよ。
明日には数千部の注文が舞い込んでいるかも知れない・・・。
・・・なんていう夢が見られるといいな、今夜。
おやすみなさい。