葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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俺たちは梅雨空なんぞに負けはせぬ
雨も恵みさ 降るならば降れ
ほほう、旦那はどちらから来なすってい。
上高地かい。
そりゃまたえらい山奥から、ご苦労さんなこって。
どうです、そちらは、
こう雨が降っちゃあにっちもさっちもいかないでしょう。
先日は豪雨のため、通行止め喰らっちまったってぇ話で、
ご愁傷様ですな。
お天道様たよりの観光地ってぇのも、
商売は大変ですな。
それに比べりゃぁ、うちらは雨が降ろうと雪が降ろうと、
この街を盛り立ててる皆さんの、まあ熱意っての?
それがあるから、お客さんみんな楽しんでもらえるってわけさ。
おっと、そう悄気た顔するもんじゃねえ。
おめぇさんだって、上高地の住人じゃあねぇか、
おめぇさんだって熱意がありゃぁ、
豪雨だろうが、通行止めだろうが、
そんなもん関係なかろうが。
おめぇさんの底力で、
お客さんの心の雨雲、吹き飛ばしてみなっての。
うかうかしてると
もうすぐ梅雨明けだぜ。
※
本日久々に飛騨高山を訪れました。
安房トンネルが無料化されたおかげで、
松本に降りるのと同じくらいの気軽さで、
高山に行くことができるようになりました。
この「社会実験」、今年度末までと言わず、
恒久的にやってもらってもいいようなもんなんですがね。
さて、高山は「街」が売りの観光地。
雄大な景色があるわけもなく、ネズミやアヒルがいるわけでもなく、
絶叫マシーンがあるわけでもありません。
だから街の美観の維持には本気です。
チョコレート色の外観の、周囲の景観に溶け込んだ建物に近づいてみれば、
それが某ファミマだったりするわけで。
そんなに長くもない通りの一つ一つが「世界」を持っていて、
それら通りに顔をのぞかせる路地には、
あろうことか「宇宙」があったりして。
高山。
すきです。
すてきです。
※
写真は、高山駅前から伸びる通りのひとつにある、
「手長像」
反対車線側には「足長像」がありまして、
それぞれ「高」の文字と「山」の文字を、、
空高く掲げております。
街の心意気を感じる、イカしたオブジェです。
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