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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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閉山と称せし人の冬支度 山は開けるも閉めるもなけれど  


 昨日15日をもって、すべての交通機関が停止し、
すべての施設が営業を停止した上高地。

ワタクシの滞在もあと数日を余すのみ。

けれども、今日も明日もあさっても、
この地に変わらず日は昇り、星月は巡ってゆきます。

河原の石に雪は積もり、そして溶け、
ヤナギの冬芽は日々太り、
これまたしっかり太った猿たちは、
あの手この手で採食活動。
熊はどこぞの穴の中、
穴から飛び出るは白兎。
白雪に残る足跡は、
ネズミにオコジョ、キツネにカモシカ

人が閉めても、閉まることなき上高地の冬が
始まります。



ナイトミュージアムへようこそ。
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無題
「閉山」というと、炭坑とか鉱山の「閉山」が頭に浮かんで、ちょっとネガティブなイメージがありますね。

出来ればもうちょっとポジティブな表現があると良いのですが、この場合「閉山」と表現するしかないのかな?(「山開き」に対して「山終い」とか・・・無理があるか(爆))
cyah URL 2009/11/16(Mon)23:51:01 編集
無題
ちゃーさん
うーん、そうですね。
でもどう言い換えたところで、お客さんもいなくなり、スタッフも徐々に減ってゆくのは、やっぱり寂しいもんです。(今夜なんて、この施設にワタクシともう一人のたった二人ですからね)

でも、「開ける」と対になるのが「閉める」だとすれば、やっぱり「閉山」が正しいと思いますよ。炭鉱だって、いつかまた活気が戻るという願いをこめての「閉山」だと思いますし。

「倒山」とか「破山」とか、もっと絶望的言い方も、やろうと思えばできるわけですから。
くえびこ 2009/11/17(Tue)20:05:02 編集
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