葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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天つ国より舞い降りし苧環よ 置き忘れるな その羽衣を
オダ といえば、
ノブナガ、でもなくカズマサ、でもなく、
マキちゃんです。
オダ・マキちゃん。
苧環(おだまき)の花です。
※
先日、相方がD80用に新しいレンズを購入しました。
それで撮った写真です。
SIGMA 50mm F1.4
ついに単焦点レンズに手を出してしまった相方。
ウデのほうは大丈夫なのか?
それよりツッコミたいところは、
このレンズ、お値段が、まあそれなりにいたしますよ。
いやまあ、買えない値段ではないんですけどね。
ま、そういう話ではなくてね、
アナタ、確か今失業中でしたね?
・・・ま、いいか。
※
そんなわけでウチに来たこのレンズですが、
我が家にいる主だったものの例に漏れず、早速名前をつけられてしまいました。
名づけて「デカメロン」ちゃん。
レンズの口径がでかくてね、
D80に装着すると、
おめめぱっちりな印象に、確かになるんですよ。
そんなわけで、でか目ろんちゃん。
我が家の他の例に漏れず、と申し上げましたが、
ほかにもいろいろおります。
ナダレ号(くえびこMTB)、
小さな巨人号(相方MTB1号)、
メリーちゃん(相方MTB2号)、
りこちゃん(くえびこカメラ)
テリちゃん(内燃機関四輪車)
・・・・・
今度はウォシュレットにでも名前をつけてみますか。
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俺たちは梅雨空なんぞに負けはせぬ
雨も恵みさ 降るならば降れ
ほほう、旦那はどちらから来なすってい。
上高地かい。
そりゃまたえらい山奥から、ご苦労さんなこって。
どうです、そちらは、
こう雨が降っちゃあにっちもさっちもいかないでしょう。
先日は豪雨のため、通行止め喰らっちまったってぇ話で、
ご愁傷様ですな。
お天道様たよりの観光地ってぇのも、
商売は大変ですな。
それに比べりゃぁ、うちらは雨が降ろうと雪が降ろうと、
この街を盛り立ててる皆さんの、まあ熱意っての?
それがあるから、お客さんみんな楽しんでもらえるってわけさ。
おっと、そう悄気た顔するもんじゃねえ。
おめぇさんだって、上高地の住人じゃあねぇか、
おめぇさんだって熱意がありゃぁ、
豪雨だろうが、通行止めだろうが、
そんなもん関係なかろうが。
おめぇさんの底力で、
お客さんの心の雨雲、吹き飛ばしてみなっての。
うかうかしてると
もうすぐ梅雨明けだぜ。
※
本日久々に飛騨高山を訪れました。
安房トンネルが無料化されたおかげで、
松本に降りるのと同じくらいの気軽さで、
高山に行くことができるようになりました。
この「社会実験」、今年度末までと言わず、
恒久的にやってもらってもいいようなもんなんですがね。
さて、高山は「街」が売りの観光地。
雄大な景色があるわけもなく、ネズミやアヒルがいるわけでもなく、
絶叫マシーンがあるわけでもありません。
だから街の美観の維持には本気です。
チョコレート色の外観の、周囲の景観に溶け込んだ建物に近づいてみれば、
それが某ファミマだったりするわけで。
そんなに長くもない通りの一つ一つが「世界」を持っていて、
それら通りに顔をのぞかせる路地には、
あろうことか「宇宙」があったりして。
高山。
すきです。
すてきです。
※
写真は、高山駅前から伸びる通りのひとつにある、
「手長像」
反対車線側には「足長像」がありまして、
それぞれ「高」の文字と「山」の文字を、、
空高く掲げております。
街の心意気を感じる、イカしたオブジェです。
この池はトルコの石の首飾り 雨を冠とする山神の
先日の休暇の際に、
信州の北の果て、越後との国境にある雨飾山山麓の高原に出かけてきました。
「雨飾山」
いい名前です。
「あまかざりやま」って訓むんです。
いつも雨雲を頂いていて、確かに本体を見ることは少ないような気がします。
上高地から仰ぎ見る穂高は、
雨が降って稜線が隠れていたら、
ああ残念だったね、
という気がするものですが、
この山は、雨雲も山の景観の一部。
すっきりと青空だったりしたら、
むしろ興覚めかもしれません。
もっとも穂高だって、谷から湧き上がる雲あってこそ、
艶っぽく見えるものなのですが、
それは飽きるほど眺めてから分かることでね、
日帰りのバスで乗り付ける観光客の方にとっては、
やっぱり青空がいいのは当然。
でもこの雨飾山は、
一見のお客さんにも、その魅力を惜しむことなく見せてくれます。
とはいえこの日は、
山頂も見えてしまうちょっと残念な天候だったのですが。
まあ我々はこの山にとっては旧知の仲。
いつもよそ行きの格好で出てきてくれるとは限らないんですね。
※
写真は、雨飾山麓の「鎌池」。
一周するのに1時間とかからない小さな池ですが、
池のほとりで虫に刺されつつぼんやりしていると、
それこそ何時間でも過ごせそうな、
静謐な時間が流れる場所です。
ぼんやりに飽きると、近くには「寸志」で入れる露天風呂もあるしね。
いいところです。
※
露天で虫に刺されたお尻のかゆみもまた、いとをかし。
昨年のいまごろ
僕は「花」というものの持つ、
考えてみれば至極まっとうな役割に、
気づいてしまったりしていたわけです。
そして今年もまた。
※
この花の咲き乱れるあたり一帯の
空気いっぱいに広がる香りを感じて
うっとりと
ではなく
少々ニヤリとしてしまう、
もう後戻りのできない自分を見つけてしまいました。
※
岳沢口湿原のレンゲツツジ。
そろそろ見ごろです。
僕は「花」というものの持つ、
考えてみれば至極まっとうな役割に、
気づいてしまったりしていたわけです。
そして今年もまた。
※
この花の咲き乱れるあたり一帯の
空気いっぱいに広がる香りを感じて
うっとりと
ではなく
少々ニヤリとしてしまう、
もう後戻りのできない自分を見つけてしまいました。
※
岳沢口湿原のレンゲツツジ。
そろそろ見ごろです。