葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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人は皆 花の下へと出で立ちぬ
残されて 我 月とたはむる
今夜の松本は、雨。
花がどんどん散ってゆきます。
明日あたりの、お堀の水面が楽しみです。
この写真は、9日の夜に撮影したものです。
この時期、松本城では
通常は入場料を取る本丸庭園を開放していまして
茶席を設け、管弦・音曲を催し
訪れる市民をもてなしてくれます。
我々も、この晩は夜のお花見としゃれ込んできたわけです。
ビールとおべんと持って。
とても月が綺麗な晩でした。
太鼓門から、お堀端に咲く花が覗いています。
人々は次々と、花咲く世界へ出てゆきます。
そんな後姿を見送って
取り残された気がするのは
なにも気のせいだけではありません。
また、冬に戻らなくてはならないワタクシとしましては。
そう、あと数日で、上高地勤務が始まります。
ただ今年の場合、暖冬のせいもあって、
もう殆ど雪が無いという、先発隊からの情報も入ってきています。
そりゃあ、それなりに寒いのでしょうが
この調子だと、上高地に春が来るのももうすぐなのでしょう。
だとすれば
ワタクシは短い間に、春を2度も経験することになりますね。
人を羨んでなんかいる場合ではありませんな。
いずれにせよ、次の望月の晩は山の中。
こうしている間にも、月は巡り、出発の日は近づいているのです。
※
【おまけ】
なかなか見られない、本丸庭園からの松本城夜景。
・・・ええ、もちろん例のワザですけど。
もういいって?
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