葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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人は皆 花の下へと出で立ちぬ
残されて 我 月とたはむる
今夜の松本は、雨。
花がどんどん散ってゆきます。
明日あたりの、お堀の水面が楽しみです。
この写真は、9日の夜に撮影したものです。
この時期、松本城では
通常は入場料を取る本丸庭園を開放していまして
茶席を設け、管弦・音曲を催し
訪れる市民をもてなしてくれます。
我々も、この晩は夜のお花見としゃれ込んできたわけです。
ビールとおべんと持って。
とても月が綺麗な晩でした。
太鼓門から、お堀端に咲く花が覗いています。
人々は次々と、花咲く世界へ出てゆきます。
そんな後姿を見送って
取り残された気がするのは
なにも気のせいだけではありません。
また、冬に戻らなくてはならないワタクシとしましては。
そう、あと数日で、上高地勤務が始まります。
ただ今年の場合、暖冬のせいもあって、
もう殆ど雪が無いという、先発隊からの情報も入ってきています。
そりゃあ、それなりに寒いのでしょうが
この調子だと、上高地に春が来るのももうすぐなのでしょう。
だとすれば
ワタクシは短い間に、春を2度も経験することになりますね。
人を羨んでなんかいる場合ではありませんな。
いずれにせよ、次の望月の晩は山の中。
こうしている間にも、月は巡り、出発の日は近づいているのです。
※
【おまけ】
なかなか見られない、本丸庭園からの松本城夜景。
・・・ええ、もちろん例のワザですけど。
もういいって?
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昨年の秋に行った涸沢を懐かしんで
ミニチュア涸沢を作ってみました。
黒部ダムのプラモデルも、ヒマだったので作ってみました。
・・・・
すみません。
全部ウソです。
実際の風景を、ミニチュアと見間違うばかりのウソっぽさで撮影することで有名な
本城直季さんという写真家がいらっしゃいますが、
あれと同じようなことを、パソコンの小手先いじりでできないものかと
フォトショップをこねくり回してみたのですが
どうにも巧くいかない。
で、あきらめて、そんなことを簡単にやってくれる
フリーソフトとかサイトとかがないかな、と探しましたところ
ありました。
ティルトシフトメイカー
あはははは、おもしろいように簡単に作れる
こりゃ愉快愉快。
もうひとつ、フリーソフトでもありました。
mini-tune というやつ。
これもまた、アイコンの上に画像をドラッグアンドドロップするだけの簡単操作。
ただしこちらは250×250サイズが限界ですが
ブログネタには最適でしょう。
そんなわけで、くだらんことしながら過ぎた半日でした。
夜はちょっと充実してたけどね
そのへんのお話は、まあ次回にでも。
この世界 模型でなしと言い切れる
証拠も持たぬ 我 木偶人形
清めるは 銭の穢れか 身の錆か
なかなか落ちぬぜ 弁天様よ
ここ何日か、湘南の実家に寄生、もとい、帰省して参りました。
今回の旅路は
先日すんでのところで、ETCを取り付けを思いとどまったおかげで
往復共に甲府盆地の桃や桜を愛でたり
青木が原樹海のそばで人生を振り返ったり
楽しい下道ドライブにすることができました。
実家に戻ると
これ幸いと宴会の口実をみつけた家族、親族が集まり
それはもう、大騒ぎさ状態。
うちの親族をご紹介します、ではなくて
持ち寄った酒のご紹介。
左よりご存知ヱビス、親父ご自慢オールドパー
そのうしろ、塩尻の逸品赤ワイン、イヅツのメルロ。
バケツに入ってるのは、ドイツのリースリングトロッケンと
スペインの河馬。
右の存在感あるヤツは、球磨焼酎 釂
しゃく と読みます。
かなり純度の高い薩摩隼人の家系なので
呑むとなったらこんな感じです。
そんなこんなで翌日は血中アルコール濃度の高いまま
信州から持ち込んだチャリ2台を組み立てて
江ノ島、鎌倉あたりをお散歩してきました。
片道20kmはちょいと辛かった。
で、一番上の写真となるわけで。
銭洗弁天という
湧き水で銭を洗えばオカネモチ、みたいな神社がありまして
通りがかりに寄ってみました。
初めて連れて行った相方も、神妙に小銭を洗い始めます。
ほほう、こやつでもこんなことなら神仏頼るか
と感心していると
ボソッと一言
「マネーロンダリングって、このこと?」
だめだこりゃ。
※
帰りは箱根を通ってきました。
お昼は宮ノ下の「富士屋ホテル」でランチ。
予想以上に美味しかったです。
上の画像は我が愛車。
文化財にも指定されている建物が
よく似合っていますね・・・?
・・・どちらのクルマのことかは
ご想像にお任せします。
うちあげろ
そらにむかって
つきこえて
きみとふたりで
さらばちきゅうよ
今日は仕事が早く終わったので
仕事帰りの市内散策。
ふと見上げると
赤白のクレーンが
赤い炎と白い煙を吐くロケットさながら
月よりも遠く飛んでいくように見えていました。
それにしても
なんだか変なものが、クレーンの先についてます。
あれは一体なんだろう。
ちょっと拡大してみよう。
※
※
※
※
※
※
※
あ、人だ。
良く見りゃ、ウチの相方だ。
そうそう
職場の人から
「奥様は何かお仕事なさってるのかい?」
なんて聞かれることもあるんですが
信じてもらえなさそうで
ちょっと言いにくいんですよね。
うちの家内の職業は
「高所鳶」です。
だなんて。
※
さあ今日は4月1日。
張り切って新年度を乗り切って行きましょう!
日ノ本を分かつ割れ目に股かけりゃ
気分はアトラス お国のカナメ
これも2月のお話。
長野県南部、いわゆる南信の「大鹿村」にドライブしてきました。
まあ、松本や白馬もそうなんですが
このあたりは本州をマップタツにしている
いわゆる
フォッサマグナの真上であります。
特にこのあたりは中央構造線の露頭があるとかなんとか
まあ、フォッサマグナのショウケースみたいなところなんですね。
画像の、なんてことなく見える谷も
実はこの谷間に働く力で
本州は分断されされつつあるというすごい場所。
ここに大股開いて
股の力でしっかと国を背負うというか
この場合まとめる役目を気取ってみましたが
そういえばアトラスって
罰として地球を背負わされていたんだっけな
なんてことを思い出して
ちょっと複雑です。
※
お土産写真ですよ。
【左上画像】
凄まじいロケーションの村役場。
ここまでたどり着くのも、山道を一苦労でした。
【右上画像】
中央構造線の片側(どっちか忘れた)
の河原の石が、一様に緑色で
反対側の川の河原は白っぽい石。
画像は緑石の砂利置き場にて。
画像でちゃんと色が出てるかな?
【左下画像】
大鹿村は「大鹿歌舞伎」という大衆芸能で有名。
その舞台がある大磧神社にて
中央構造線とかなんとかよりも、こっちのほうに興味があったのでしたが
資料館などは定休日。残念。
【右下画像】
中央構造線とかなんとかよりも
歌舞伎よりも
これがなければ大鹿村訪問は実行されませんでした。
最近「大鹿ジビエ」として売り出し中の鹿肉。
でも村内の食堂などはあまり商売っ気がないのか
あまりイチオシな感じも見受けられませんでした。
鹿肉好きとしてはたまらないタタキだったのですが
訪れる人もまばらな(というか珍しい)平日だったせいか
解凍が不十分でシャリシャリしていたのは
まあご愛嬌ということで。
でも美味しいのは確か。
鹿牧場とかで育てられたのではないですよ。
いわゆる猟友会の方たちによる
駆除されたやつですよ。
野生です。
いわゆるひとつの
ワイルドです。
みなさん覚えておいて、「大鹿ジビエ」