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そして昨今の灯油代の暴騰。
というマクロ的な悪条件に加えて・・・
例え練炭焚き続けたとしても、CO中毒になんてならなさそうな、風通しの良い我が家・・・。
趣味性だけで買ってしまった、暖房能力は二の次の暖房器具・・・。
というミクロ的悪条件。
そんな一見八方塞りな状況下で、いかにして快適にこの冬を過ごすか。
我が家なりの工夫をご紹介。(ほとんどは相方のアイデアですが)
①コルクマット・・・白馬時代から愛用していますが、板の間だけよりも100万倍マシ。下からの冷えがかなり緩和されます。さらにその上にじゅうたんを敷きますと完璧。
②暖気は窓から逃げてゆく・・・よく言われるように、カーテンをしっかり閉める。これジョーシキ。
さらに相方が、長ーい蛇型のそば殻クッションを作ってくれまして、これをカーテン下端と床の隙間に配置して万全を期します。
③あつぎ・・・神奈川県中部の都市に引っ越します・・・ではなくて、厚着をします。
最近我が家はすばらしいアイテムを手に入れました。
その名を「ドテラ」。
四柱神社の酉の市の際、露天の古着屋から2着で1000円で購入しました。綿が入っていて、そりゃ暖かいよ。
次回に続く
彼女の公演が、本日松本市民芸術館で行われまして、見に行ったのです。
一月ほど前に、相方から「見に行こう」と誘われたときには、正直、乗り気ではなかったのですね。
たとえば正式なバレエ団の公演だというのならば、演目をみて、じゃあ見に行こうか、という気にもなるんですが、全然名前も聞いたことない踊り手さんの公演に、B席とはいえ5000円の大枚はたく気にはならなかったのですよ。
そこで、youtubeです。唐突ですが。
youtubeがなければ僕はこの踊り手さんの公演を見ることもなく、一生を終えていたでしょう。
気乗りのしない僕に相方は「じゃあどんな踊り手さんなのか知ってほしい」と、youtubeで彼女のダンスの映像を見せてくれたのですが、これが凄かった。一発で生で見てみたくなったのは言うまでもござんせん。
おそらくその映像も、著作権的には問題ありありそうなものなんですが、こうやって新たなファンを獲得する効果なども考えると、著作権って、そんなに神経質になるもんでもないかな、という気がしますが。
まあ結局はモラルの問題なのですよね。
たとえば山歩きついでに山菜やきのこを採ってくる、それはいいとして、じゃあ食材費タダだとばかりに商売用として大量に乱獲しだしたりする輩がいたりするから、地元の人たちは過敏に警戒して、山の中に醜い看板やロープを設置しだしたりして、のどかな里山がどんどん殺伐としてくる。
そんな感じ。
閑話休題
で、行ってきたのです。
彼女のダンスは、我々凡人が持っている、人間の身体というものに対する認識を改めさせてくれるほどのものでした。
ある瞬間には鉄のように硬直している身体が、次の瞬間にはヘビのようにしなやかにうねったり、いささかも反動とか「溜め」のような動きを感じさせずに、リフトなどのダイナミックな動きに自然に移行する様は、まるで魔法を見ているような気分でしたよ。
演目は、彼女が「伝説を打ち立てた」とされる「白鳥の湖」、そして「カルメン」、そしてモダンバレエってやつなのかな?オリジナルの「PUSH」。最後の「PUSH」がもう最高でした。劇場内の効きすぎの暖房との相乗効果で、僕の頭はかなりホットというか、もうあっちっち状態。
もちろん、出演しているほかの踊り手さんたちも、すばらしい演技をみせてくれていました。
「カルメン」では、ドンホセ伍長がカルメンに誘惑されたあと、「僕恋しちゃった」みたいな感じで舞うあたりは、なんだかジーンとくるものがありましたね、女子供にゃわかるまい、この恋するオトコ心。
えー、というわけで見に行ってよかった。
めでたしめでたし。
遠足行ってきました。
おべんとは持たないけど、徒歩でテクテク、自宅の周りを。
今回目標とするのは、薄川の金華橋を渡ったところ、ラブホの脇から山の上に登る、魅力的な道をたどること。
左の写真がその入り口です。
モデルは、こんな道を入るのに、スカートを履いて脱力感満点の相方。
しばらく急斜面を登ると、ごらんのような気持ちの良い道が続きます。
ここは小笠原氏の城のひとつ、林城跡で、稜線に沿って段々状に陣地を構築したあとが続いており、道はそこを突っ切る形で上へうえへと登ってゆきます。途中で掘が切ってあったりして、山城だったんだなぁということを実感させます。頂上までそんな堀切が全部で4つありました。
林城山の全景。
右の端から稜線伝いに左の端まで歩いてきたのですよ。
頂上からは、無理すれば自動車も入れそうな感じの林道が別方向へと降りてゆき、それに沿って進みましたが、途中で舗装道路となり、しかもそれが目指す方向とは反対側に降りていきそうな気配。
突然舗装路となるあたりは携帯の基地局のアンテナが立っているところで、我々は舗装路と離れて、アンテナの脇の、なんとか踏み跡とわかる道なき道を選択して、稜線伝いに降りてゆくことにします。
こんな鳥居が突然現れたりします。
ご本尊・・・でなく、ご神体は背後の烏帽子をかぶった石像で、
両脇にそれぞれ「三笠大神」「八海山大神」と彫られた石碑が建っています。
実際のところ彼の名前はどちらなのでしょうか。
里に降りるとよい景色。
こんなんもあったりして。
このあとは、近くの山辺ワイナリーのレストランで至福のひと時。
飲んだのは、2007年のブラッシュワインと、2005年のマスカットベイリーA、そして「ソレイユ」という名前の、麦わらの上で干した葡萄で作ったデザートワインをそれぞれグラスで。結構安くてお勧めです。すべてのメニューがグラス提供可で、試飲感覚で飲める価格なのはうれしい。
ワインの販売所では無料の試飲があるにはあるんですが、ここのワインの本当の魅力は、いいグラスで、適温で味あわなければわからない。それを可能にしてくれるこの併設レストランにハラショー!
ツマミは、チーズ盛り合わせとソーセージ盛り合わせ、それにホットサンドにソフトクリーム。
料理もイケてますです。
松本から美ヶ原に行く道路沿いにあるので、美ヶ原観光に行かれる方には是非訪れて頂きたいものです。
併設の産直市場もイケてます。
帰り道に見つけた農家の庭を飾る、いかにも和風なこの木。
でも実が付いてます。
いったい何の実かな・・・?
・・・え! ええっ!?
もしかしてこいつは
キ・ウ・イ?
近くのご婦人にお伺いしたらやっぱりそうだとのこと。
和風な農家の庭先に実をつけるキウイ・・・。
キウイってこんなふうになるんだなぁ。
いい勉強になりました。
で、今宵のお伴の般若湯は、やっぱり里山辺の酒、「岩波」の純米をぬる燗で。
いい一日でした!
というわけで、東京に買い物&うろうろツアーに行ってきました。
交通手段は、トラビスジャパンという旅行会社の格安バスにて。片道2000円也。
まあ、こういう激安ツアーバスの隆盛の陰で、昨年の安曇野観光の事故が起きてしまっているわけで、
利用することに対するモラル的な引っかかりはあるわけなんですが・・・。
ともあれそんな想いに関わらず、格安の悪魔は僕を東京へと連れ去ってしまったのでした。
高速バス、ではあるのだけれど、乗車場所の東急INN前に現れたのは、なんとマイクロバス。
運転手さんに予約名を告げて、あっさり乗車。6:25分定刻出発。
その後は、なるべくこまめにお客を拾うためであろうか、松本IC傍の駐車場、塩尻北IC、みどり湖PA、岡谷ICと、まさに各駅停車鈍行のようにじりじりと進んでゆきます。
次の諏訪湖SAに到着すると、ようやく大型バスへの乗り換えになります。この大型バスは、飯田・伊那方面から来たもので、ここで合体となるわけです。格安の裏にはこんな工夫があるんですね。
9:50 新宿駅西口スバルビル前着。
今回楽しみにしていたのは、本当は買い物などではなく(買い物は実は苦手)、都電荒川線に乗ること。
長いこと東京と関わって生活していたのに、この路線は乗ったことがなかった、というか、この沿線には用事がなかったのです。
時間だけはたっぷりあったので、新宿駅からぶらぶら歩いて小1時間、起点の早稲田駅に到着。
「都電」というと路面電車のイメージがあるんですが、まあ路面といっちゃあ路面なんだけど、中央分離帯につくられた専用路線といった雰囲気の中、電車は早稲田を出発。数百メートル離れた次の駅まで1区間だけ乗るおばあちゃんもいたりして、住民の「足」を実感したりします。
そのうち軌道は、路面どころか普通の線路みたいな状態に。
と、いきなり捻りこむような急カーブ、そして画像ではわかりづらいかもしれませんが、なかなかの急勾配で、この区間に関して言うと、とても鉄道のルートとは思えません。
この坂を下りきると、またもやあり得ないような直角カーブを経て大塚駅前に到着します。
確かに東京は凸凹の多い土地であることを実感します。そういえば初めて銀座線で渋谷駅に到着したとき、なんで地下鉄のホームがビルの一番上にあるのか、わけわかんなかったもんなぁ。
その後はやはり中央分離帯の専用路線をたどりつつ、終点三ノ輪橋へ向けてひた走ります。
複雑な気分の中、電車は終点三ノ輪橋に到着。
太閤殿下の暖房効果について。
前回のように、厳密(?)な測定条件の設定は、めんどくさくてやりませんでした。
よって大体の所見を。
1時間につき1℃から2℃の気温上昇・・・。
室内の最高到達気温12-3℃・・・。(外気温3-4℃で2-3時間程度燃焼時)
そもそも居間兼食堂(8畳)、台所(4畳)、洗面脱衣室(2畳くらい?)までさえぎるもののない空間を暖めようとすること自体が無謀です。メーカー推奨の使用環境も木造7畳、鉄筋9畳くらいだったはず。
あとは知恵で寒さを凌ぐべし。