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遠足行ってきました。
おべんとは持たないけど、徒歩でテクテク、自宅の周りを。
今回目標とするのは、薄川の金華橋を渡ったところ、ラブホの脇から山の上に登る、魅力的な道をたどること。
左の写真がその入り口です。
モデルは、こんな道を入るのに、スカートを履いて脱力感満点の相方。
しばらく急斜面を登ると、ごらんのような気持ちの良い道が続きます。
ここは小笠原氏の城のひとつ、林城跡で、稜線に沿って段々状に陣地を構築したあとが続いており、道はそこを突っ切る形で上へうえへと登ってゆきます。途中で掘が切ってあったりして、山城だったんだなぁということを実感させます。頂上までそんな堀切が全部で4つありました。
林城山の全景。
右の端から稜線伝いに左の端まで歩いてきたのですよ。
頂上からは、無理すれば自動車も入れそうな感じの林道が別方向へと降りてゆき、それに沿って進みましたが、途中で舗装道路となり、しかもそれが目指す方向とは反対側に降りていきそうな気配。
突然舗装路となるあたりは携帯の基地局のアンテナが立っているところで、我々は舗装路と離れて、アンテナの脇の、なんとか踏み跡とわかる道なき道を選択して、稜線伝いに降りてゆくことにします。
こんな鳥居が突然現れたりします。
ご本尊・・・でなく、ご神体は背後の烏帽子をかぶった石像で、
両脇にそれぞれ「三笠大神」「八海山大神」と彫られた石碑が建っています。
実際のところ彼の名前はどちらなのでしょうか。
里に降りるとよい景色。
こんなんもあったりして。
このあとは、近くの山辺ワイナリーのレストランで至福のひと時。
飲んだのは、2007年のブラッシュワインと、2005年のマスカットベイリーA、そして「ソレイユ」という名前の、麦わらの上で干した葡萄で作ったデザートワインをそれぞれグラスで。結構安くてお勧めです。すべてのメニューがグラス提供可で、試飲感覚で飲める価格なのはうれしい。
ワインの販売所では無料の試飲があるにはあるんですが、ここのワインの本当の魅力は、いいグラスで、適温で味あわなければわからない。それを可能にしてくれるこの併設レストランにハラショー!
ツマミは、チーズ盛り合わせとソーセージ盛り合わせ、それにホットサンドにソフトクリーム。
料理もイケてますです。
松本から美ヶ原に行く道路沿いにあるので、美ヶ原観光に行かれる方には是非訪れて頂きたいものです。
併設の産直市場もイケてます。
帰り道に見つけた農家の庭を飾る、いかにも和風なこの木。
でも実が付いてます。
いったい何の実かな・・・?
・・・え! ええっ!?
もしかしてこいつは
キ・ウ・イ?
近くのご婦人にお伺いしたらやっぱりそうだとのこと。
和風な農家の庭先に実をつけるキウイ・・・。
キウイってこんなふうになるんだなぁ。
いい勉強になりました。
で、今宵のお伴の般若湯は、やっぱり里山辺の酒、「岩波」の純米をぬる燗で。
いい一日でした!