葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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北アルプスの有名ルートを登っていると、ちょっとつまらなくなることがあります。
道がはっきりしすぎていて、指道標もあり、手元の登山地図には参考コースタイムや危険箇所までばっちり記載されていて、なんだかレールに乗っかっているような気分になるからです。
地図を見るのが好きなことから登山の世界に入ったワタクシとしましては、たまには思いっきり地図遊びもしてみたいな、と最近思うようになりました。
そこで注目したのが、うちの裏山地帯。
里山なので、道に迷っても大事に至らなさそうでもあり、それでも地形が複雑で、林業の作業道やら、昔の集落間の交通路などが錯綜していて気が抜けません。頼りになる資料も国土地理院の地形図のみ。
これは地図あそびにはうってつけ。
そんなわけで、12月とは思えないほど暖かい、4連休3日目の昼さがり、ジュースとチョコレートをザックに詰めて出かけたわけなのです。
出発点とした林地区は、蔵や本棟造りの大きな母屋など、昔ながらの大きな農家が点在していて、歩いているだけで楽しい一帯です。
松本市街地よりわずかに標高も高いので見晴らしもよく、古い農家の建物と北アルプスの景色がとてもよく融け合っています。
この林地区の一角にある龍雲山広沢寺の脇の谷間沿いに登っていきます。
地図上ではあるはずの道も途中で消えうせ、ここからはコンパスとささやかな読図技術の出番。
道がはっきりしすぎていて、指道標もあり、手元の登山地図には参考コースタイムや危険箇所までばっちり記載されていて、なんだかレールに乗っかっているような気分になるからです。
地図を見るのが好きなことから登山の世界に入ったワタクシとしましては、たまには思いっきり地図遊びもしてみたいな、と最近思うようになりました。
そこで注目したのが、うちの裏山地帯。
里山なので、道に迷っても大事に至らなさそうでもあり、それでも地形が複雑で、林業の作業道やら、昔の集落間の交通路などが錯綜していて気が抜けません。頼りになる資料も国土地理院の地形図のみ。
これは地図あそびにはうってつけ。
そんなわけで、12月とは思えないほど暖かい、4連休3日目の昼さがり、ジュースとチョコレートをザックに詰めて出かけたわけなのです。
出発点とした林地区は、蔵や本棟造りの大きな母屋など、昔ながらの大きな農家が点在していて、歩いているだけで楽しい一帯です。
松本市街地よりわずかに標高も高いので見晴らしもよく、古い農家の建物と北アルプスの景色がとてもよく融け合っています。
この林地区の一角にある龍雲山広沢寺の脇の谷間沿いに登っていきます。
地図上ではあるはずの道も途中で消えうせ、ここからはコンパスとささやかな読図技術の出番。
今回目指す目標地点「973.1m三角点」は、地図上ですら道の通じていない地点。
それほど難しくない地形ではありますが、訓練のため、コンパスを駆使していちいち地図上の表現と実際の地形とを見比べながら登っていきました。
約1時間半後、到着。
三角点標識は、地面からわずかに顔を出しているだけのものなので、見つけられるか不安でしたが、地図を読んで「ここあたりだ」と思った地点から、ほんの数歩探しただけで見つけることができました。
我ながらナイスなナビゲーションだ。
といっても地図や測量の仕事をする人って、最低限これくらいのことはできなきゃいけないんでしょうけどね。
ところで、通常三角点は、測量のため見晴らしのよい場所に作られるものです。たしかにこの場所は、この稜線ではひときわ高い場所ではありますが、周りは木がいっぱい。
ただ、周りの樹木を見て思いました。
きっとこの三角点が設置された頃は、ここは木があまり生えていなかったのだろうと。
落葉松が多いのですが、この植物は、荒地にまず最初に根付くという特徴があるからです。
開拓者的な、という意味で「パイロット植物」と呼ばれることがあります。
まあでもここのカラマツは、植林である可能性のほうが高いかな?
そうそう、樹木で思い出した。
おかしかったのが、山の中にいきなりロープが張ってあり、その奥は線で引いたように全て赤松。
赤松林で立ち入り禁止、分かる人にはわかりますね、あの高級なきのこが取れるわけですよ。
さて、意外に難しかったのが帰り道。
同じルートでも進行方向と逆方向は、全く景色が違うということを忘れていました。
ときおり振り返って確認するのも重要ですね。
一本尾根を違えて降りるつもりでいたのですが、分岐点が分かりにくかった・・・。
ちょっと変なところに入りかけたけれども、なんとかリカバリー。
1時間後には無事下山できました。
それほど難しくない地形ではありますが、訓練のため、コンパスを駆使していちいち地図上の表現と実際の地形とを見比べながら登っていきました。
約1時間半後、到着。
三角点標識は、地面からわずかに顔を出しているだけのものなので、見つけられるか不安でしたが、地図を読んで「ここあたりだ」と思った地点から、ほんの数歩探しただけで見つけることができました。
我ながらナイスなナビゲーションだ。
といっても地図や測量の仕事をする人って、最低限これくらいのことはできなきゃいけないんでしょうけどね。
ところで、通常三角点は、測量のため見晴らしのよい場所に作られるものです。たしかにこの場所は、この稜線ではひときわ高い場所ではありますが、周りは木がいっぱい。
ただ、周りの樹木を見て思いました。
きっとこの三角点が設置された頃は、ここは木があまり生えていなかったのだろうと。
落葉松が多いのですが、この植物は、荒地にまず最初に根付くという特徴があるからです。
開拓者的な、という意味で「パイロット植物」と呼ばれることがあります。
まあでもここのカラマツは、植林である可能性のほうが高いかな?
そうそう、樹木で思い出した。
おかしかったのが、山の中にいきなりロープが張ってあり、その奥は線で引いたように全て赤松。
赤松林で立ち入り禁止、分かる人にはわかりますね、あの高級なきのこが取れるわけですよ。
さて、意外に難しかったのが帰り道。
同じルートでも進行方向と逆方向は、全く景色が違うということを忘れていました。
ときおり振り返って確認するのも重要ですね。
一本尾根を違えて降りるつもりでいたのですが、分岐点が分かりにくかった・・・。
ちょっと変なところに入りかけたけれども、なんとかリカバリー。
1時間後には無事下山できました。
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