葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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食いすぎて 肥え重くなるに 備えしか
ギザギザ補強の 蜘蛛皮算用
我が家の隣の葡萄畑。
別に自分で育てているわけではないので、
熟したところで、口に入るわけでもない宝石たちなのですが、
でも気になってちょいちょい覗いてみてしまいます。
すると、この畑の番人と目が合いまして。
彼については、かねがね疑問に思うことがありまして、
聞いてみることにしました。
「脚が8本もあって、もてあますことはないのかい?」
左の2番目の脚で、
中心から3本目くらいの横糸をピンとはじいた後、
(考えるときのクセらしい)
彼に、こう、やりかえされました。
「ニンゲンこそ、
口八丁手八丁、合計16丁も持ってるくせに
本当に使いこなせてるのかい?」
はい、使いこなせてません。
「おいらはな、ここにうんと引っかかる餌食って太る予定だで、
こんなふうに、高等技術の補強をしてるんだ。
脚が8本じゃ、足りないくらいなんだぜ」
なるほど。
ちょっと楽観的過ぎる、見通しの甘さは気になるところですが、
まあそのとおりなのでしょう。
「脚8本じゃ足りないんだったら、
相方の口八丁でも貸しましょうか?」
と提案したら
ごくやんわりと断られてしまいました。
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