葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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亡者共 喜び行けば 鬼とても 諦め顔の 針山地獄
以前白馬在住時には、何度か剣岳に登ったものです。
大体、立山三山とセットで計画するのですが、
剣を登ってしまった後では、なんだかもう立山に回る気がせず、
早々に下山してしまった記憶があります。
それぐらい、剣岳の登山は充実したものだったのです。
で、
あるとき「立山曼荼羅」なるものを見る機会がありました。
立山三山の上には太陽が輝き、ホトケ様たちがいらっしゃいます。
見下ろす室堂あたりには、鬼たちが跋扈し、午頭馬頭(ゴズメズ)は走り回り、
その隙間では、亡者共が痛めつけられています。
なんとか隙を見つけて逃げ出した亡者たちも、
鬼たちに、画面左手の針山に追い詰められていきます。
山上に月が輝くその針山こそが剣岳、というわけなのです。
見ていて、複雑な気分になりました。
だって、地獄の針山で満足して、
極楽に行かずに帰ってきてしまうということはですね、
成仏できないの?ぼく、ということに他ならないわけですから。
とはいいつつ、
なんだか喜んでそんなところに行ってしまうマゾなワタクシ。
本日行った西穂高岳も、
なかなかナイスな針で刺してくれました。
ああ、鬼さんもっと・・・
と言いたい所でしたが、時間がないので適当に切り上げました。
この痛みは、明日も続きます。
いうまでもなく筋肉痛です。
※
文中、ヘンタイ的表現がございましたことを、謹んでお詫び申し上げます。
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