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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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蔵に挟まれた路地。
車が駐められており、その向こうは鎖でとおせんぼ。
いかにも私道です、という風体の路地。

でもその奥にはナニカある。

そう直感して、他人の家の敷地に入り込むという、半分後ろめたさを感じながら(思えば路地に惹かれだして以来、こんな経験ばっかりだ。)鎖をまたぐと、その奥は小さな公園でした。

ブランコがあり、滑り台があり、砂場があり、鳥居がある。

鳥居・・・?

そう、そこに忽然と現れたのは神社。

e9f86780.jpg
蔵と蔵に挟まれ、別の通りからは背の高いマンションに目隠しされた、時間の止まった一角。






この路地の入り口と出口、それぞれが面している通りは、実はワタクシの通勤ルートであり、もう一年近く毎日通っていながら、この路地の存在に気づいたのは、この画像を撮影するほんの三日ほど前。そして短い路地だからとタカをくくって、軽い気持ちで入り込んでみると、想像もしなかったものが待っていたのでした。

ほんの50m程度の短い路地なのに、たんなる通路にとどまらず、こんな「世界」を内包していたことに、なんだかとても、なんていうのかな、変な言い方だけど、「ありがたい」気持ちになったのです。

路地に入り込んで、撮影をして、出てくるまでに5分くらい。素通りだったら1分くらいの路地で、ワタクシが経験したことは、まぎれもなく「旅」だったと思っています。

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脳内では「シリーズ化決定」の路地ネタ。
先日は歩行者以上、自転車未満な路地をご紹介いたしました。

今回はもっと素敵な物件をご紹介。
一昨日の浅間温泉路地フィールドワーク(一人遊びの分際でたいそうな名前だ)の成果の一部です。

その1 「庭先以上路地以下」

DSCF0072.JPG一応、塀で囲まれた通路ではありますが、塀の一部が途切れて庭と一体化していたりする、よそ者が通行するには少し後ろめたさを感じる路地であります。

・・・画像にするとインパクト少ないですね。

実際には、入り口で「は、入っちゃっていいのかな???」としばし逡巡していたほどの逸品なのですが。


その2 「ケモノ道以上路地未満」

5679843djpegこの先そのまま山に入っていってしまいそうな雰囲気の道ですが、しっかり温泉街の中の道なのです。このさき20メートルほどで、別の路地につきあたります。

この道が実際に使われているかどうかは、???。というのも5メートル左側には平行して歩道つきの立派な通りがあり、わざわざこの道を通る必要性を感じないからです。

通路として利用されていない疑惑があるので、路地「未満」。だけどケモノ道というわけでもない。そんな空間。

変なものばかりご紹介いたしておりますが、浅間温泉にはもっと美しい、風情のある路地がいっぱいありました。

そのへんのお話は、又おいおい。



再び松本路地ネタです。

松本にはおいしいケーキ屋さんが結構ございまして、そのなかの1軒を背にして奥に伸びている路地をご紹介いたします。

a0da98a5jpegまさに絵に描いたような狭い路地です。
もちろん車は不可。
それどころか・・・。

447b71bfjpegごらんの有様。

「この先通り抜けできません」
ではなく
「この先 自転車
 通り抜けできません」
なのです。

びみょ~。



歩行者は通れるのに、自転車は無理。
入り口から見たところ、チャリは通れそうなのにね。
だからこそ、「この奥はチャリ無理だよ」と看板で警告しておかなくてはならないようです。

などとだいぶ勿体ぶった書き方をしてしまいましたが、最後まで抜けると、「ああなんだ」という程度のものです。
でもワタクシにとっては結構「おおお!?」という展開でありました。

訪れてみようと思う方は、上記文章及び画像をヒントにして探し当ててみてるのも一興かと。

本日は休日なのですが、相方が勤めに出始めたため、久しぶりの一人での休日となりました。


さあ何をして羽を伸ばそう。


というわけで、本日はブログ用ネタ仕入れのためにうろうろすることにしました。
仕入れたネタは追々出してゆくとして、まずは今日思いついたこんなあたりから。

「松本の路地」
松本は城下町としての防衛の必要性と、幸運にも大規模な空襲で焼けなかったため、さらに郊外部では昔の田んぼの区割りそのままに宅地が造成されてきたらしいなどの理由で、古い町並みや区画が良く保存され、一種独特の迷路状態を呈しています。
散歩好き、徘徊好きの楽しみは道に迷うこと。そういう意味ではこんなに楽しい街もなかなかありません。

そんな中で首都圏郊外のベッドタウンで育ったわたくしの目に、異様に狭い路地はとても新鮮に映ったのです。

DSCF0004.JPG
たとえばこのくらいだったら、無理すれば軽自動車くらいは通れるかも・・・。






df2cab4e.jpeg
でもこれは絶対無理。車無理。
チャリのすれ違いですら難しい。





そりゃ東京の下町とか、狭い道があるところは日本全国無数にあるので、別に珍しくない人には珍しくないだろうけれどね。現に大阪の下町、生野区出身の相方に言わせれば、だからなんだということになるのでしょうが、わたくしの育った環境では、道は車が通れてナンボが常識。こんな景色はとっても新鮮なのです。

というわけで、その新鮮なまなざしで見た路地の画像などを、これから折に触れて載せていこうかと、そんなふうに思っとるわけです。
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