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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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出港。
ほどなく船は南へ舵を切り、太平洋へ向かいます。
後部甲板に出てみると、
右舷に淡路島の町の灯、左舷に泉南方面の町の灯。
右舷後方には明石海峡大橋、そして
左舷後方には満月。



夜風に吹かれた身体を
風呂に沈め・・・。

この風呂ってのがね、いいんです。
海の上を疾る船上で浴槽につかる気分は、何物にも代え難い。

そして飯を喰う。
飯は勿論、相方父上差し入れの弁当やらなにやら。
かなり充実した食卓となり、
近くを通りかかった、京都某RMK大学の学生がうらやましそうに覗き込んでゆくほど。
(相方曰く、彼らはカップラーメンを啜っていたらしい)
ありがとう、父ちゃん。

さて、ビールの酔いも回り、就寝。



目覚めるとすでに船は日向灘、日南海岸沖におりました。
寝ている間にいつの間にかコトが進んでくれている。
ああ、なんという贅沢。

名残惜しく朝風呂につかり、飯を喰うと、
船は志布志湾内に入っておりました。
琵榔島を横目に港に入ってゆきます。



デッキに出るとパラパラと雨が・・・。



そして接岸。
自転車を受け取るころには、完全に小雨になっていました。
雨具を着込み、気を引き締めます。

周りを見渡すと、倉庫が並び、トレーラーが駐車し、
貨物船が荷役作業をしています。

日本中どこでも見られる、典型的な、
なんの変哲もない港湾風景。

しかし、ここをとりまく空気は、
松本のそれではありません。
この退屈な港湾風景の皮一枚めくった向こうには、
まだ見ぬ世界、人々、出来事が待ち構えている。

そんなニオイが紛々と立ち込めているのです。

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