葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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杏の実拾いつ奥へ進む我 イザナキ追いし醜女となりけり
先日の山辺散歩より
愛妻との悲劇的な再会を果たしたものの、差し向けられた追っ手に逃げまどうイザナキノミコト。
彼が追っ手をかわすために髪飾りを投げて現したのは、山葡萄。
醜女たちがその山葡萄をむさぼり喰う間に逃げ延びるのです。
別に杏とはなんの関係もないんですが、小路の奥の暗がりに、杏の実を拾いながら進んでゆくと、この神話が頭によみがえってきたのです。
咄嗟の時に、スサノオやらイザナキなどのヒーローに自分をなぞらえられないあたり、情けないというか、自分らしいというか・・・しかも思い浮かべたのは黄泉津醜女(よもつしこめ)。
仮面ライダーで言うところのショッカーぐらいの役回りですよ。
でも前に落ちているのは杏。山葡萄ではないので心の中まで醜女になってはいませんよ。それに醜女といいつつ、男だし、オレ。
なんて思いつつさらに進んでゆくと、突然視界が開け、目の前に現れたるはこの景色。
山葡萄ではないにしても、葡萄畑ですよ。
身も心も
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