葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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すず風のそよとも吹かぬ夏の日に
なぜ溶けざるや はつゆきの花
7月中は、家に帰ると立派な立葵がわが世を謳歌していましたが、8月に入って家に帰ると、見慣れぬ白い植物が繁茂していました。
相方に名を聞くと「ハツユキソウ」とのこと。
なるほど。
「ウスユキソウ」ならば、白馬在住時に八方尾根でおなじみでありましたが、「ハツユキソウ」とは初耳です。
八方尾根と言えば、これに似たような花で「白山大戟」とか「高灯台」とかいう植物がありまして、このテの花だかガクだか葉だかよくわからないような花は実は好みなのですが、どうもよく似ているなと思い、調べてみるとドンピシャリ、同じ「タカトウダイ科」の植物ということでした。
ちなみにみなさんご存知のクリスマスに欠かせない「ポインセチア」も、実は同じ仲間。ふーん。(←基本的に園芸品種には冷淡なヒト)
それにしてもこの大暑の候に、なんとも異な名の花であることよ、と思った気持ちを詩に詠んでみたのではありますが、ちょっと美化しすぎたかな。
暑さで参っていたそのころ、この名を聞いたときの気持ちを素直に表現すると、以下のようになるかも知れぬ。
名のみではひやりともせず 初雪草
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