葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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四賀村(敢えて松本市四賀なんて呼んでやらない)に、福寿草を見に行ってきました。
最初は「福寿草まつり」の会場を目指していたのですが、本日もうひとつ見てみたいものを先に済ませようと、まつり会場は素通りして山の中へ。
素通りしつつ脇の群生地を横目で眺めると、遠目にも斜面が黄色の点々で覆われているのが見えるほどの、見事な群生ぶりでした。
で、素通りしてたどり着いた場所。
「信州ゴールデンキャッスル」!!
いやはや、この施設の説明をしだすと長くなりますので、詳細は上記クリックをどうぞ。
ところで群生地は素通りしたはずなのですが、このゴールデンキャッスルに至るまで、いつまでたっても車窓から福寿草が途絶えないのです。ここの真下の集落にも福寿草がいっぱい。
というわけで、ゴールデンキャッスルの駐車場に車を置かせていただきまして、まずは手近なあたりから福寿草鑑賞に乗り出しました。
堀辰雄ではありませんが、「美しい村」というのが、この四賀の地に当てはまる最も良いフレーズではないでしょうか。
この、群生地やゴールデンキャッスルのある谷間ぞいに点在する集落の家々は、ほとんどが「古民家」と言ってしまっても差し支えないほどで、その統一感の取れた風景はほんとうに美しいものでした。
あまりに見事な咲きっぷりなので、いつしか時間を忘れ、気がついたらもうわざわざ群生地に行く気がすっかり失せてしまっていました。
もうこの集落だけで満足。おなかいっぱいです。
さて、鑑賞しながら歩いておりますと、外見はとてもそうは見えない古民家の前に、黒板式の看板が出してありまして、お料理名などが書いてあります。横にはしゃれた看板も。どうやらカフェだかレストランだかのようです。
じゃあちょっとお茶していきましょ、そうしましょ、ということで立ち寄ることにしました。
お店の名前は「sabou しが」。
古民家を改装した店内には、和風なたたずまいの中、実に自然な存在感で、モダンなテーブルやいす、ソファなどが配置されています。おそらく改装のセンスがとても良かったのでしょう。家具・建具・照明そしてBGMにいたるまで、すべてが気持ちよく建物や窓の外の景色と調和して、本当に奇跡のような空間を作り出しています。ケーキも勿論おいしかったですよ。次はランチだ!と相方と二人で相談中。そのときは松本から峠越えチャリツーリングで四賀入りしてみるかな。
本当は教えたくない、だけどブログには書かずにいられなかった、そんなお店を発見できてとても満足。
すべてに亘って、本日のドライブは素晴らしかった!
それにしても
福寿草やかたくりなんて、昨年春まで住んでいた白馬では、それこそ「そのへんで」見られるものだったのにな。仕事帰りや買い物帰りの道端で、ちゃんめろ(白馬ではふきのとうをこう呼ぶことがある)やこごみ、かたくりの葉などを「収穫」して晩のおかずの足しにしたり。
白馬ではそんな生活が、駅近くの「中心街」で可能だったのです。
松本で迎える初めての春に、白馬から離れて失ったものの大きさを思い知っているワタクシであります。
とはいっても、松本に移住したことで得たものの方が大きいのだけどね。
プラスマイナスでいえば、収支はプラスであった移住なので、文句はありません。
でもこういったものは足し引きできるものではないでしょう。
失ったものは失ったもの、その意味をしっかり考えて、いま目の前にあるものを大事に生きてゆきたいなと、30代も後半にさしかかって初めて気づいた春なのでした。
最初は「福寿草まつり」の会場を目指していたのですが、本日もうひとつ見てみたいものを先に済ませようと、まつり会場は素通りして山の中へ。
素通りしつつ脇の群生地を横目で眺めると、遠目にも斜面が黄色の点々で覆われているのが見えるほどの、見事な群生ぶりでした。
で、素通りしてたどり着いた場所。
「信州ゴールデンキャッスル」!!
いやはや、この施設の説明をしだすと長くなりますので、詳細は上記クリックをどうぞ。
ところで群生地は素通りしたはずなのですが、このゴールデンキャッスルに至るまで、いつまでたっても車窓から福寿草が途絶えないのです。ここの真下の集落にも福寿草がいっぱい。
というわけで、ゴールデンキャッスルの駐車場に車を置かせていただきまして、まずは手近なあたりから福寿草鑑賞に乗り出しました。
堀辰雄ではありませんが、「美しい村」というのが、この四賀の地に当てはまる最も良いフレーズではないでしょうか。
この、群生地やゴールデンキャッスルのある谷間ぞいに点在する集落の家々は、ほとんどが「古民家」と言ってしまっても差し支えないほどで、その統一感の取れた風景はほんとうに美しいものでした。
あまりに見事な咲きっぷりなので、いつしか時間を忘れ、気がついたらもうわざわざ群生地に行く気がすっかり失せてしまっていました。
もうこの集落だけで満足。おなかいっぱいです。
さて、鑑賞しながら歩いておりますと、外見はとてもそうは見えない古民家の前に、黒板式の看板が出してありまして、お料理名などが書いてあります。横にはしゃれた看板も。どうやらカフェだかレストランだかのようです。
じゃあちょっとお茶していきましょ、そうしましょ、ということで立ち寄ることにしました。
お店の名前は「sabou しが」。
古民家を改装した店内には、和風なたたずまいの中、実に自然な存在感で、モダンなテーブルやいす、ソファなどが配置されています。おそらく改装のセンスがとても良かったのでしょう。家具・建具・照明そしてBGMにいたるまで、すべてが気持ちよく建物や窓の外の景色と調和して、本当に奇跡のような空間を作り出しています。ケーキも勿論おいしかったですよ。次はランチだ!と相方と二人で相談中。そのときは松本から峠越えチャリツーリングで四賀入りしてみるかな。
本当は教えたくない、だけどブログには書かずにいられなかった、そんなお店を発見できてとても満足。
すべてに亘って、本日のドライブは素晴らしかった!
それにしても
福寿草やかたくりなんて、昨年春まで住んでいた白馬では、それこそ「そのへんで」見られるものだったのにな。仕事帰りや買い物帰りの道端で、ちゃんめろ(白馬ではふきのとうをこう呼ぶことがある)やこごみ、かたくりの葉などを「収穫」して晩のおかずの足しにしたり。
白馬ではそんな生活が、駅近くの「中心街」で可能だったのです。
松本で迎える初めての春に、白馬から離れて失ったものの大きさを思い知っているワタクシであります。
とはいっても、松本に移住したことで得たものの方が大きいのだけどね。
プラスマイナスでいえば、収支はプラスであった移住なので、文句はありません。
でもこういったものは足し引きできるものではないでしょう。
失ったものは失ったもの、その意味をしっかり考えて、いま目の前にあるものを大事に生きてゆきたいなと、30代も後半にさしかかって初めて気づいた春なのでした。
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