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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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銃弾を蹴散らし 戦火を吹き消して
流れ続けよ 平和の神風

昨年の春
空を飛んでいました。
書物のペエジに乗って・・・。

(参照記事)

南の海を目指し
ヒマラヤの高峰を横目にインドを渉り
アラビヤの砂漠から
地中海の向こうにそびえるアルプスを越え
花の都パリ
そしてロンドンへ。

連れて行ってくれたのは
隣町 安曇野出身の飛行士。

行こう行こうと思いつつ
なかなか動かぬ思い腰を
ようやく上げて
本日は彼の生家を訪ねてきました。

今は「飯沼飛行士記念館」として公開されています。



いずれ、今度はゆっくりとヨーロッパの空を飛んでみたい
そう彼は思っていたそうですが
残念ながら、戦争中に事故死して
その願いがかなうことはありませんでした。

今でも彼ら(飯沼飛行士及び塚越機関士)の飛行ルートの下には
インド・パキスタン
イラク
少し外れてますが、アフガニスタン
それにイスラエル周辺

他にも諸々

銃弾が飛び交い
完全無欠のハイテク兵器は「間違って」民家を破壊し
子は親を喪い
親は子を喪い
恋人は人を殺しに旅立ち

そんな日常が繰り広げられている世界があります。

それでも
この神風号のチームが繋いだルートは発展を続け
東西の多くの人々が交流し
理解しあい
人々は視野を広げ続けています。

・・・おそらく
そう信じたいものです。

今は混迷を続けるこれら地域に
埋もれるようにして
だけど決して切れることのない
相互理解の蜘蛛の糸を再確認して
ほんの少し、心が軽くなりました。



「飛行士」といえば
現代では
「宇宙飛行士」です。
彼らの業績が
くだらない戦争の道具にされることのないようにしたいもの。

それは今を生きるわれわれの役目。

何が出来るかわからないけど
まずは
主張し、争う前に
一歩踏みとどまって
その前にするべきことがあるだろうかと
考えるようにしたいものです。
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