葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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槍ヶ岳
この谷の奥のそのまた奥にあり、
前を流れる川の源にあって、
いつか訪ねんと思いつつ、
いつでも行けるさとタカをくくり、
でもいざとなると、
我が身の気の多さが災いし、
後回し、後回し。
そんな巡り合わせだったこの山が、今、
この足が踏むこの道の、果てにひらりと天を突き、
北鎌西鎌東鎌と、翼の如く尾根広げ、
この身この足、その頂に達することがあるならば、
鳳凰の姿をしたるこの山は、
あるいは星の彼方まで、我を連れ去る仕度して
連なる山のその奥に、
凝っとそのときを待っているのです。
でも今は早朝。午前5時。
歩いているのは、まだ歩きなれた、いつもの区間。
いつものように、左には明神岳が朱に染まり、
少し東の地平には、もうすでに、朝日が昇っていることを教えてくれています。
7:20 横尾到着。
久々のテン泊装備の重荷の割には、いいペースです。
この吊橋を渡れば、涸沢への道です。
だけど今日は、この橋は素通りして直進。
山を歩いてうれしいのは、こんな湧き水。
飲む、水筒に補給、顔を洗う。
すべての行為が、
癒しと活力につながっていきます。
湧きいずる 清水の前に跪き
身を清めれば ここからは 山
余談です。
この水筒、プラティパスというんですが、
ワタクシの持ってる旧型は、名前のとおり、
カモノハシ君マークがついているんですが、
最近のは、Platypusって文字だけになってるんですよね。カモ君マーク可愛いのに。
買いなおすことのないよう、大事に使っていこうと思っているわけなのです。
さて、道端のお花のご紹介。
(よく撮れていなくてすいません)
左 キツリフネ
「黄釣舟」と書きます。名前のとおり、花がぶら下がってます。
中央部の斑点は、蜂を蜜まで導く案内表示の役割を、
下に広がる大きな花弁は、蜂のための足場の役割を、
それぞれしていると言われています。
見上げた顧客第一主義には、ただ感心するばかりです。
右 センジュガンピ
「千手岩菲」と書きます。
あ、ナデシコだ、と思ったとおり、ナデシコ科の可憐な花です。
名前の由来は・・・よくわかんないや。
さて、横尾を過ぎて、しばらく歩きますと、
「槍沢ロッヂ」という山小屋にたどり着きます。
ここで、一瞬だけ、槍がその姿を現します。
こんな感じで。
手前の物体は、山小屋が設置してくれている望遠鏡です。
そうです、そういうわけなのです。
この望遠鏡の接眼部に、我がGX100を当てて撮った写真が、
予告画像その1、というわけなのです。
ちなみに、予告画像その2も、この槍沢ロッヂに掲げられてあったもの。
ヤリに向かって飛んでゆく我らミツバチに対して、
槍沢ロッヂの配慮は、まさに黄釣舟並み。すばらしい。
雰囲気も良さそうな小屋です。
いつか泊まってみたいですね。
というわけで、「序」はここまで。
次号、刮目して待て。
この谷の奥のそのまた奥にあり、
前を流れる川の源にあって、
いつか訪ねんと思いつつ、
いつでも行けるさとタカをくくり、
でもいざとなると、
我が身の気の多さが災いし、
後回し、後回し。
そんな巡り合わせだったこの山が、今、
この足が踏むこの道の、果てにひらりと天を突き、
北鎌西鎌東鎌と、翼の如く尾根広げ、
この身この足、その頂に達することがあるならば、
鳳凰の姿をしたるこの山は、
あるいは星の彼方まで、我を連れ去る仕度して
連なる山のその奥に、
凝っとそのときを待っているのです。
でも今は早朝。午前5時。
歩いているのは、まだ歩きなれた、いつもの区間。
いつものように、左には明神岳が朱に染まり、
少し東の地平には、もうすでに、朝日が昇っていることを教えてくれています。
7:20 横尾到着。
久々のテン泊装備の重荷の割には、いいペースです。
この吊橋を渡れば、涸沢への道です。
だけど今日は、この橋は素通りして直進。
山を歩いてうれしいのは、こんな湧き水。
飲む、水筒に補給、顔を洗う。
すべての行為が、
癒しと活力につながっていきます。
湧きいずる 清水の前に跪き
身を清めれば ここからは 山
余談です。
この水筒、プラティパスというんですが、
ワタクシの持ってる旧型は、名前のとおり、
カモノハシ君マークがついているんですが、
最近のは、Platypusって文字だけになってるんですよね。カモ君マーク可愛いのに。
買いなおすことのないよう、大事に使っていこうと思っているわけなのです。
さて、道端のお花のご紹介。
(よく撮れていなくてすいません)
左 キツリフネ
「黄釣舟」と書きます。名前のとおり、花がぶら下がってます。
中央部の斑点は、蜂を蜜まで導く案内表示の役割を、
下に広がる大きな花弁は、蜂のための足場の役割を、
それぞれしていると言われています。
見上げた顧客第一主義には、ただ感心するばかりです。
右 センジュガンピ
「千手岩菲」と書きます。
あ、ナデシコだ、と思ったとおり、ナデシコ科の可憐な花です。
名前の由来は・・・よくわかんないや。
さて、横尾を過ぎて、しばらく歩きますと、
「槍沢ロッヂ」という山小屋にたどり着きます。
ここで、一瞬だけ、槍がその姿を現します。
こんな感じで。
手前の物体は、山小屋が設置してくれている望遠鏡です。
そうです、そういうわけなのです。
この望遠鏡の接眼部に、我がGX100を当てて撮った写真が、
予告画像その1、というわけなのです。
ちなみに、予告画像その2も、この槍沢ロッヂに掲げられてあったもの。
ヤリに向かって飛んでゆく我らミツバチに対して、
槍沢ロッヂの配慮は、まさに黄釣舟並み。すばらしい。
雰囲気も良さそうな小屋です。
いつか泊まってみたいですね。
というわけで、「序」はここまで。
次号、刮目して待て。
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無題
ちゃーさん
羞恥、放置、イタイ、クルシイ、サムイ、
さまざまなプレイを堪能してきましたです。
さて、彼が昇天した荒船山は、まだ登ったことがないのですが、軽井沢あたりから見上げる妙義・荒船の山塊は、低いながらに山深く、霧でもかかると魔の山以外の何物にも見えません。実際怖い山だと聞いたこともあります。
でもなんだかんだ言って、街中のほうが怖いです。何が起こるかわかりませんし。
みみさん
画像は、槍ヶ岳ではなく、明神岳の朝焼けです。
紛らわしくってすいません。
槍の画像は、もうちょっと先。すんごいのを載せますよ。
山に行くというのは、その山が何であれ、大なり小なり、周囲に心配をかける行為であることは重々承知しています。
が、行かずにいられない気持ちをご理解ください。
いつもお気遣いありがとうございます。
羞恥、放置、イタイ、クルシイ、サムイ、
さまざまなプレイを堪能してきましたです。
さて、彼が昇天した荒船山は、まだ登ったことがないのですが、軽井沢あたりから見上げる妙義・荒船の山塊は、低いながらに山深く、霧でもかかると魔の山以外の何物にも見えません。実際怖い山だと聞いたこともあります。
でもなんだかんだ言って、街中のほうが怖いです。何が起こるかわかりませんし。
みみさん
画像は、槍ヶ岳ではなく、明神岳の朝焼けです。
紛らわしくってすいません。
槍の画像は、もうちょっと先。すんごいのを載せますよ。
山に行くというのは、その山が何であれ、大なり小なり、周囲に心配をかける行為であることは重々承知しています。
が、行かずにいられない気持ちをご理解ください。
いつもお気遣いありがとうございます。