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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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春ごとに 色 降らすらし 花の下
廃車に丹き錆の降り積む

本日のお散歩、ていうかドライブね。
いわゆるひとつの
ドライ
(ちゃんと下唇噛んでね)

生坂村と池田町の間にある峠道を登っていると
いつしか桜の森の谷にいました。

40年物は確実な、ダイハツのオート三輪が
元の色も分からぬほどにさび付いて
その一つ目で、桜の森を愛でていたのが印象的でした。

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この数時間後
我々は、糸魚川でスシ喰ってました。
なんともまあ、脈絡の無い。
 
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人は皆 花の下へと出で立ちぬ
残されて 我 月とたはむる

今夜の松本は、雨。
花がどんどん散ってゆきます。
明日あたりの、お堀の水面が楽しみです。

この写真は、9日の夜に撮影したものです。

この時期、松本城では
通常は入場料を取る本丸庭園を開放していまして
茶席を設け、管弦・音曲を催し
訪れる市民をもてなしてくれます。

我々も、この晩は夜のお花見としゃれ込んできたわけです。
ビールとおべんと持って。

とても月が綺麗な晩でした。

太鼓門から、お堀端に咲く花が覗いています。
人々は次々と、花咲く世界へ出てゆきます。

そんな後姿を見送って
取り残された気がするのは
なにも気のせいだけではありません。

また、冬に戻らなくてはならないワタクシとしましては。

そう、あと数日で、上高地勤務が始まります。

ただ今年の場合、暖冬のせいもあって、
もう殆ど雪が無いという、先発隊からの情報も入ってきています。

そりゃあ、それなりに寒いのでしょうが
この調子だと、上高地に春が来るのももうすぐなのでしょう。
だとすれば
ワタクシは短い間に、春を2度も経験することになりますね。

人を羨んでなんかいる場合ではありませんな。

いずれにせよ、次の望月の晩は山の中。
こうしている間にも、月は巡り、出発の日は近づいているのです。



【おまけ】

なかなか見られない、本丸庭園からの松本城夜景。
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・・・ええ、もちろん例のワザですけど。
もういいって?
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清めるは 銭の穢れか 身の錆か
なかなか落ちぬぜ 弁天様よ


ここ何日か、湘南の実家に寄生、もとい、帰省して参りました。
今回の旅路は
先日すんでのところで、ETCを取り付けを思いとどまったおかげで
往復共に甲府盆地の桃や桜を愛でたり
青木が原樹海のそばで人生を振り返ったり
楽しい下道ドライブにすることができました。

実家に戻ると
これ幸いと宴会の口実をみつけた家族、親族が集まり
それはもう、大騒ぎさ状態。

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うちの親族をご紹介します、ではなくて
持ち寄った酒のご紹介。

左よりご存知ヱビス、親父ご自慢オールドパー
そのうしろ、塩尻の逸品赤ワイン、イヅツのメルロ。
バケツに入ってるのは、ドイツのリースリングトロッケンと
スペインの河馬。
右の存在感あるヤツは、球磨焼酎 
しゃく と読みます。
かなり純度の高い薩摩隼人の家系なので
呑むとなったらこんな感じです。

そんなこんなで翌日は血中アルコール濃度の高いまま
信州から持ち込んだチャリ2台を組み立てて
江ノ島、鎌倉あたりをお散歩してきました。
片道20kmはちょいと辛かった。

で、一番上の写真となるわけで。

銭洗弁天という
湧き水で銭を洗えばオカネモチ、みたいな神社がありまして
通りがかりに寄ってみました。
初めて連れて行った相方も、神妙に小銭を洗い始めます。
ほほう、こやつでもこんなことなら神仏頼るか
と感心していると
ボソッと一言
「マネーロンダリングって、このこと?」

だめだこりゃ。




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帰りは箱根を通ってきました。
お昼は宮ノ下の「富士屋ホテル」でランチ。
予想以上に美味しかったです。

上の画像は我が愛車。
文化財にも指定されている建物が
よく似合っていますね・・・?

・・・どちらのクルマのことかは
ご想像にお任せします。

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うちあげろ
  そらにむかって
つきこえて
  きみとふたりで
   さらばちきゅうよ

今日は仕事が早く終わったので
仕事帰りの市内散策。

ふと見上げると
赤白のクレーンが
赤い炎と白い煙を吐くロケットさながら
月よりも遠く飛んでいくように見えていました。

それにしても
なんだか変なものが、クレーンの先についてます。
あれは一体なんだろう。

ちょっと拡大してみよう。
















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あ、人だ。
良く見りゃ、ウチの相方だ。

そうそう
職場の人から
「奥様は何かお仕事なさってるのかい?」
なんて聞かれることもあるんですが
信じてもらえなさそうで
ちょっと言いにくいんですよね。

うちの家内の職業は
「高所鳶」です。
だなんて。



さあ今日は4月1日
張り切って新年度を乗り切って行きましょう!

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日ノ本を分かつ割れ目に股かけりゃ
気分はアトラス お国のカナメ


これも2月のお話。
長野県南部、いわゆる南信の「大鹿村」にドライブしてきました。
まあ、松本や白馬もそうなんですが
このあたりは本州をマップタツにしている
いわゆる
フォッサマグナの真上であります。

特にこのあたりは中央構造線の露頭があるとかなんとか
まあ、フォッサマグナのショウケースみたいなところなんですね。

画像の、なんてことなく見える谷も
実はこの谷間に働く力で
本州は分断されされつつあるというすごい場所。

ここに大股開いて
股の力でしっかと国を背負うというか
この場合まとめる役目を気取ってみましたが

そういえばアトラスって
罰として地球を背負わされていたんだっけな

なんてことを思い出して
ちょっと複雑です。



お土産写真ですよ。
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【左上画像】
凄まじいロケーションの村役場。
ここまでたどり着くのも、山道を一苦労でした。

【右上画像】
中央構造線の片側(どっちか忘れた)
の河原の石が、一様に緑色で
反対側の川の河原は白っぽい石。
画像は緑石の砂利置き場にて。
画像でちゃんと色が出てるかな?

【左下画像】
大鹿村は「大鹿歌舞伎」という大衆芸能で有名。
その舞台がある大磧神社にて
中央構造線とかなんとかよりも、こっちのほうに興味があったのでしたが
資料館などは定休日。残念。

【右下画像】
中央構造線とかなんとかよりも
歌舞伎よりも
これがなければ大鹿村訪問は実行されませんでした。

最近「大鹿ジビエ」として売り出し中の鹿肉。
でも村内の食堂などはあまり商売っ気がないのか
あまりイチオシな感じも見受けられませんでした。

鹿肉好きとしてはたまらないタタキだったのですが
訪れる人もまばらな(というか珍しい)平日だったせいか
解凍が不十分でシャリシャリしていたのは

まあご愛嬌ということで。

でも美味しいのは確か。

鹿牧場とかで育てられたのではないですよ。
いわゆる猟友会の方たちによる
駆除されたやつですよ。
野生です。
いわゆるひとつの
ワイルドです。

みなさん覚えておいて、「大鹿ジビエ」 
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