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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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いにしえに 誰かがここでそうしたように 夜空に探す七つ星


上高地が賑わった歴史というのは意外に古く、登山や観光で人々に訪れられるようになる大正時代以前の江戸時代には、多くの木材伐りだしの人夫たちが上高地に滞在していたと聞きます。
そんな木こりたちも見上げたであろう、北斗七星。

もちろん江戸時代には、上高地でなくとも全国津々浦々で降るような星空が見られたはずです。だからとりたてて上高地に来たからといって、わざわざ星空を仰いで感嘆するようなこともなかったかとは思うのです。

でもきっと中には変り者がいて、高い山で縁取られた狭い空いっぱいに広がる星空に、なにか特別なモノを感じて吸い込まれてしまう、そんな奴もいたと思うのです。

そいつもきっと、この場所で、源平の合戦の頃には俺と同じくこの星を見上げていた奴がいたに違いない、なんて考えていたに違いありません。
その源平の合戦が行われていた時代の彼もきっと、神代のころには俺と同じで・・・なんて考えていたに違いなく、神代の時代の彼もきっと・・・

とりとめのない思いはいつしか、あの星が光を発した遥か昔に届いてしまうのかもしれません。

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無題
星をみて 涙流した人たちが
 ひしゃくの中から よみがえる夜


地上に落ちてきそうな星ですね

歴史が始まる前から
数え切れない人たちが 生まれて そして…

星の数ほどという例えがありますが
この星をみていた人って
いったい どれくらいいたのでしょうね
さむ 2008/07/05(Sat)22:54:13 編集
本当は・・・
さむさんがくれた、この詩のようなことが言いたかったんだ・・・。一生懸命考えたのに、表現し切れなかった部分をするりと詠ってくれた。

さすが、師匠!
くえびこ 2008/07/07(Mon)23:11:56 編集
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