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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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昨晩は半月。
綺麗に空はすみわたり、山も川も草花も、適量の月光を聞こし召して、ほろ酔い気分に見えました。
背の高い樹木達も、呆けたように青白くなって、ただ立ちすくんでいます。
足元ににいるワタクシのことなんて、まるで気づいていないようです。

どうやら、彼らの月見の宴の最中にお邪魔してしまったようです。

ワタクシもこの風流な半月の宴の末席に連なって、そぞろあるくことにしました。
枝の間から月を透かし見たり、川の波に映る月の光を眺めたり。
開けた場所で、穴の開くほど月を見つめたりもしました。
このときにワタクシの視線が空けたクレーターの映像を、月周回衛星「かぐや」が地球に送ってくるのももうすぐ・・・そんなわけはございませんな。

季節はずれのクリスマス からまつのてっぺんに飾る 七日の月

ふつうはツリーの天辺に飾るのは星なんだけどね。まあ大目にみてよ。


さて、明けて本日。
「上高地を美しくする会」の行事で、河童橋から大正池までのゴミ拾いツアーに参加してきました。
上高地にある各施設から人を出すきまりになっているので、今回はワタクシが志願したのです。

正直言うとゴミ拾いは二の次、勤務中にまんまとハイキング、そんな魂胆で参加したのですが・・・。

気づいてしまうんですよね。
ヌボーっと歩いていても、ゴミが落ちているとなんとなく感じる違和感で。
これは最近の観光客のみなさんの意識・マナーの向上の賜物だと思っています。
ほとんどゴミを捨てる人がいなくなったからこそ、笹薮の隙間に落ちている吸殻一つにも、強烈な異物感を感じてしまうのです。

普段汚いところに新しく小さなゴミが加わっても、誰も気づかないものでしょう。
ちょうど、ワタクシの宿舎のベッドの上のように・・・。(泣)

みんなが来てくれる場所をきれいに保つ。
そんな努力をしているのは、なにも上高地だけじゃありません。
みなさんの町のどこかで、こんなことをしている人たちが、きっといるはずです。
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