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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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買っちゃいました。

P7160002.JPG





















RICOH CAPLIO GX100


結局オークションでは落とせず。
だけどいろいろと丹念にネット上を探し回ってみたら、なんとか買える価格で見つけました。
とはいえ当初R8を検討していたことを考えると、1万数千円の大幅予算オーバー。
飛び降りてみたらそこは清水の舞台なんかでなく、東京タワーだったことに気づいたワタクシなのでありました。

でもね、モノ買って、こんなにワクワクしたのは久しぶりでしたよ。
品物が届くまで、本当に気が気ではないのですね。
こんなのは自分が初めてクルマ(中古のスターレットGT)を買った時以来かなぁ。

勤務中ではありましたが、口実を作って早速ためし撮りをば。
R0010010.JPG





















こんなんとか


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こんなんとか

いずれも本日ご宿泊の修学旅行の生徒さん用のお食事です。
しっかし
ガキのくせに豪勢な食事だなぁ。

自分の修旅の時はこんなに豪華だったか?

ちなみに上記の画像は、なにもいじらず、オートモードで取ったやつです。

それでこんなにきれいに取れるんだったら、細かい設定する必要ないな…。

でもそれじゃあ本末転倒なので、下手の横好きでいじり倒しますですよ、当然。
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ここを見てくれた人にともっちさんという方がいらっしゃいまして、そこのブログにありましたお役立ちグッズをご紹介いたします。

「あなたのキャッチコピー ・・・云々(以下略)」

ま、要するにてめえの名前を入れると、ナイスなキャッチコピーを、自動的に作ってくれる便利な道具なわけです。

実を言いますと「そもそもアクセス数増やす気ないだろおまえ」なんて突っ込まれた日にゃ、「はいそのとおりでげすが、なにか」と開き直るしかないような、カウンタの回り方を続けている当ブログでありますが、そろそろ人並みにアクセスアップを目指してみるのも一興かと、心の片隅では思っていたりもするわけなのです。

というわけで、ナウなヤングにバカウケしそうなキャッチフレーズで、ブログのアクセスアップをガチョーンと狙ってみよう!

『全米が泣いた くえびこが泣いた』
ありえない。たかだか全米が泣くようなことで、ワタクシが泣くわけがない。

『ふりむけば くえびこがいる』
そんなにストーカーするほど根気強くありません、ワタクシ。

『くえびこは計算がちょっと苦手だ』
事実だ。事実過ぎて面白くもなんともない。あえてツッコむとすれば、ちょっとどころでなく計算が苦手だというところだろうか。人生の計算とか、そういうあたりが。

『ぞうのなかでは小さいほうのくえびこ』
そうかな~。小さいほうなのかな~。標準サイズだと思うけどな~。
・・・え?「ぞう」ってそういうイミじゃなかったの?ほら「ぞうさん」とか「きりんさん」とか・・・最後まで言わせないでよ、スケベなんだから、コノ!

『顔に似合わずテクニシャン』
小さくたってテクで勝負だ。文句あっか!

『ベッドの中のマエストロ くえびこ』
つまりはそういうことなのです。

『くえびこの名は バラよりも美しい』
これだな。これで決まりだ。ワタクシのキャッチフレーズは。
これでアクセス殺到間違いなし!一日1万アクセスはかたいな。しめしめ。
おそらく訪問者は9割方、女性になるだろう。しかもうち半分は女子高生。えへへへ・・・じゅる。

あ・・・でも、バラってことはもしかして・・・・・・・。

やっぱやめとこ、毎日ヒトケタアクセスでいいや。
めんどくさいし・・・。
今、ワタクシ取り乱しております。
いえいえ、決して酒の所為だけではございません。
もうそろそろ干支も3回り、酔っ払いと取り乱しの区別ぐらいはつく年頃です。

取り乱している理由と言うのはですね。

愛妻が・・・、じゃなかった。
愛妻は相も変わらず、口からエンドレステープを流してございまして、甚だご機嫌うるわしう様子でございますが。

そうではなく

愛機FinePixS304が、ウンともスンとも言わないんです。
今朝は一緒に元気に小梨平へ出かけ、マイヅルソウや、ミヤマハンノキの葉っぱや、エゾムラサキ(ごはんですよに非ず)などを、そのまなこに焼き付けて回ったばかりだというのに・・・。
松本市街へ降りる車のなかで、いったい何が起こったと言うのでしょうか。

ええそうなんです、今ワタクシは休日で、松本市街地にある邸宅へ降りてきているんですが、ああ、取り乱して話が前後してますね、申し訳ない。

ああ、もう取り乱して取り乱して、考えがまとまらず・・・。
次は何のカメラにしようか、リコー?それともやっぱりFinePix系?それともいっそSIGMA DP1? うーん、悩むなぁ。
とりあえず、予算は?、スペックは?、えっと価格.com調べて・・・ワクワク。
まあ動かなくなったカメラは放っておいて・・・

・・・え?傍らのS304の方から、なんか聞こえた。


「・・・祟ってやる・・・」


ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
シルヴィ ギエムというバレエの踊り手がいます。
彼女の公演が、本日松本市民芸術館で行われまして、見に行ったのです。

一月ほど前に、相方から「見に行こう」と誘われたときには、正直、乗り気ではなかったのですね。
たとえば正式なバレエ団の公演だというのならば、演目をみて、じゃあ見に行こうか、という気にもなるんですが、全然名前も聞いたことない踊り手さんの公演に、B席とはいえ5000円の大枚はたく気にはならなかったのですよ。

そこで、youtubeです。唐突ですが。
youtubeがなければ僕はこの踊り手さんの公演を見ることもなく、一生を終えていたでしょう。

気乗りのしない僕に相方は「じゃあどんな踊り手さんなのか知ってほしい」と、youtubeで彼女のダンスの映像を見せてくれたのですが、これが凄かった。一発で生で見てみたくなったのは言うまでもござんせん。
おそらくその映像も、著作権的には問題ありありそうなものなんですが、こうやって新たなファンを獲得する効果なども考えると、著作権って、そんなに神経質になるもんでもないかな、という気がしますが。

まあ結局はモラルの問題なのですよね。
たとえば山歩きついでに山菜やきのこを採ってくる、それはいいとして、じゃあ食材費タダだとばかりに商売用として大量に乱獲しだしたりする輩がいたりするから、地元の人たちは過敏に警戒して、山の中に醜い看板やロープを設置しだしたりして、のどかな里山がどんどん殺伐としてくる。
そんな感じ。

閑話休題

で、行ってきたのです。

彼女のダンスは、我々凡人が持っている、人間の身体というものに対する認識を改めさせてくれるほどのものでした。
ある瞬間には鉄のように硬直している身体が、次の瞬間にはヘビのようにしなやかにうねったり、いささかも反動とか「溜め」のような動きを感じさせずに、リフトなどのダイナミックな動きに自然に移行する様は、まるで魔法を見ているような気分でしたよ。

演目は、彼女が「伝説を打ち立てた」とされる「白鳥の湖」、そして「カルメン」、そしてモダンバレエってやつなのかな?オリジナルの「PUSH」。最後の「PUSH」がもう最高でした。劇場内の効きすぎの暖房との相乗効果で、僕の頭はかなりホットというか、もうあっちっち状態。

もちろん、出演しているほかの踊り手さんたちも、すばらしい演技をみせてくれていました。

「カルメン」では、ドンホセ伍長がカルメンに誘惑されたあと、「僕恋しちゃった」みたいな感じで舞うあたりは、なんだかジーンとくるものがありましたね、女子供にゃわかるまい、この恋するオトコ心。

えー、というわけで見に行ってよかった。

めでたしめでたし。

そういや しばらく更新してなかったな。

本日は21日、あいや、日付変わって22日。

この10日間にわたって起こったことの中からとりあえず一題。


「仏像」


またかよ、と感じた貴方。今度は違うぞ。
何が違うって、寺の台座から剥がされて、美術館に持って来られた仏像たちを見に行ったのだ。

前の週に相方が見て、いいよーすごかったよーの話を聞いて行って見たくなったのだが、いざ入り口で入場料壱千円也と聞いて、え?やっぱいいや、いいかもべつに・・・なんて思っていたところに、「とりあえず見ろ」との相方の声と資金援助を受け、いざ突入。

で、どこの美術館かって?
そりゃ松本市美術館だよ。
通りの並びのファミレス「CoCo’s」から出る残飯を養分にして、ゆくゆくは美術館を覆いつくそうとばかりに成長しているかのように見える、あの草間弥生のクネクネオブジェを前庭に配す、松本市美術館ですよ。



「百柱を立てる」と題したこの展覧会。
千住博(せんじゅひろし)という日本画家の方の、「滝」の絵をバックに、松本平(遠くは大町あたり)から、お寺のお堂深く、または民間の辻のお堂のような場所にある、有名無名の仏像たちが展示されているのです。

まあぶっちゃけただ仏像が展示されているだけ、といってしまえばそこまで。
なんですが、それだけの展示で、小生、不覚にも涙をしてしまったのです。

塩尻の方に「牛伏寺」というお寺があります。
そこからの出展、「十王像」。

「十王」って聞いても、無学なためよくわからなかったんですが、要は閻魔大王さんをボスと仰ぐ、地獄の裁判官集団(なんかこういう風に書くとKISSのアルバムタイトルみたい)のことだそう。

しかも展示のレイアウト的に、角を曲がったらいきなりこの十王さんたちと向かい合うようになっている。
つまり、いきなり無実の罪で法廷に引きずり出されるようなもんですね。もちろん、無実だと思っているのは自分だけなんですが。
しかもこれらの室町時代生まれとされている木像の十王様たち、すさまじいばかりの写実主義というか、もう、生きた人間にしか見えないんですね。

お雛様のように3段の台に並べられた十王様たち。
もちろん予備知識はなかったんですが、最上段の真ん中に座っておられるお方の、なんだか見覚えのある帽子を見たとたん、説明文など読まなくとも、彼らがなにを生業としているのかがわかってしまったのでした。

その一番上座におわすお方こそ、かの有名な閻魔大王様。
俺の世界では「残忍」は悪徳ではなく美徳なんだ、と言っているかのように豪快に笑っていらっしゃいます。もう、何を言っても取り付く島がなさそう。
とりあえずその他の面々で、なんとか話がわかりそうな人を探してみる。

快活に笑ってらっしゃる中段左端のお方はどうか?・・・だめだ。あの笑いは座の雰囲気を楽しんでいる笑いで、情けなんて一切なさそうだ。彼の目の前まで行ってみたが、彼は僕なんて全く見ちゃいないことがわかっただけだった。
その隣の理知的で冷静な感じの彼は・・・?これもだめだ。「私は法に従って裁いておる、神妙にせい」といわれてしまっただけ。今思い出しても、彼の持つ冷静な雰囲気が一番恐ろしかったと思っている。
下段左端のお方は、猛烈に怒りまくって、僕の生まれてからここまでの悪徳を断罪している。もうごめんなさいという以外になんとも仕様がない。

ふと下段右端からの視線が気になってみてみる。
彼は困っていた。彼は本当は、あんな大変な地獄のようなところに人間を送り込むことなど好んでいないように見えた。なのに目の前に引き出されたこいつ(僕のこと)ときたら、地獄から救い出してやろうにも、プラス評価する材料がなにもない、これじゃあ地獄にやるよりいた仕方あるまい。なあ、なんでお前はそんな人生を送ってきちまったんだ・・・と恨めしい感じで問い詰められているかのようだ。本当に、目も眉も口も、顔中の筋肉までもが「ヘ」の字に曲がって、悲しみと怒りと諦めと、そして生来の優しさとが複雑に交じり合った、なんともいえない表情で僕をねめつけている。

この下段右端の爺さんに気づいたとたん、僕の目からはぽろぽろと水滴が・・・。
彼ら十王たちが怖かったのもある、だけどそれ以上になんだか自分が情けなく思ってね。

でもふと顔を上げて再び閻魔様を見やると、ちょっと印象が違って見えた。ちょっと優しく見えたのだ。
「いまお前を裁くには資料が不足している。もうちょっと生きて、たっぷり悪いことをしてからまたおいで」
彼は僕に確かにこう言ったのだ。

でも十王様たちの前にいきなり引きずり出された感じに思えたけれど、よくよく考えればちゃんと予告はされていたんだよね。だって直前の展示が奪衣婆なんですから。(これも超写実的)


いたたまれなくなってそそくさとその場を後にすると、続くは観音様ワールド!
観音様だけでなく、弥勒さまとかもいらっしゃるんだけど、もうそこは救い、癒しの世界。
八頭身美人の(ほんとに美人だ)金色に輝く観音様など、もう足元にすがりつきたくなるくらい。
別室の会場にいくと、今度は小川村の山の中に篭って生涯に一万点以上の木像を彫り続けた「木食山居」の手になる木像群。人々の生活や想いや考え方(敢えて思想なんて言葉は使わない)と宗教とが、ここでは本当に無理なく自然に融合している。
他にも廃仏毀釈で腹部は焼かれ、頭部が落とされた仏像や、見つめているうちに静謐な無我の世界にいざなってくれそうな地蔵菩薩像など、枚挙に暇がない。いちいち感想を述べだすときりがないのでこのあたりにしておきます。











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