葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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始発駅 電光掲示群見上ぐ
酔いてネオンを彷徨うに似て
人は何がために酒を飲むか
酔うためである
人は何がために旅をするか
これもまた
酔うためである
というわけで
1/11より3日間の仙台ひとり旅に酔い痴れてきました記
おくればせながらご開帳~!
※
前述いたしましたとおり
「青春18きっぷ」なる因果なシステムを駆使しての
全て鈍行列車での旅。
まずはいきなり松本から高尾までの直通列車で
今回の旅は、その幕を開けました。
早朝、東の空に日の出の香りが満ちる頃に発し
長駆4時間ほど。
くどいようですが、鈍行列車で。
塩尻を過ぎると、中央線の列車は東よりに向きを変えます。
朝日に向かってひた走る列車の車窓は
どんどん明るくなっていきます。
画像は長坂駅付近だったと思います。
甲斐駒ケ岳です。
剣、甲斐駒、五竜岳
ワタクシが選ぶカッコイイ山ベスト3のうちの一つが
車窓いっぱいに広がっていますが
頭に被った雲のためか
紫色の光のせいか
いつもの精悍さには程遠い表情です。
きっと寝ぼけているのでしょう。
夜明け雲 甲斐駒 寝起きの武将かな
※
さて、列車は高尾に到着。
乗り継いだ中央線特別快速の車内は
ラッシュ時はもう過ぎたとはいえ
まるで異世界に迷い込んだように、通勤ムード一色でした。
もっとも周囲の乗客たちにしてみれば
ワタクシのほうが、異世界から迷い込んだように見えていたかもしれません。
この纏っている雰囲気の違いが
後にちょっとした事件に発展することなるとは思いも及ばず、
かつて首都圏通勤者であったことを思い出しながら、
口を開けて居眠りをしていたワタクシなのでありました。
ビルのガラスに映るニコライ堂を眺めながら、御茶ノ水で地下鉄へ乗り換え。
いや、千代田線なので
「新」御茶ノ水ですね。
しかも地下道で繋がっていて、歩くとすぐなのに、他の乗り場の名前が
「小川町」だったり
「淡路町」だったりして
本当に東京はセセコマシイ。
ただ、新御茶ノ水の駅のホームの壁面は
二十四節季にちなんだ壁画で彩られており
これがなかなか素敵でした。
これに関してはいい写真がとれなかったもんで
興味のある人は行って見てくれ。
そして千代田線は
ワタクシを北千住駅へと連れ込んだわけです。
次回へ続く
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