[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ワタクシの顔はインド人に似ている、というか、インド人そのものという評価がこの20年来定着しております。
うっかり「うん、そうなんだ、片親がインド人でね」なんて話をしようもんなら、それを聞いた多くの人々の顔に「ああなるほどね」という、右手の拳骨を、腹の前に水平に差し出した掌に打ちあて深くうなずく、というあのジェスチャーと共に、積年の疑問がようやく晴れたとでもいうようなスッとした表情が浮かびまして、ワタクシはあわててこれは冗談である旨、訂正弁解に冷や汗をかくような始末。
実は片親はインド人ではなくスリランカ人なんだと。
・・・いや、だから納得するなって。
だからかどうか知らんが、ワタクシはカレーが大好きです。
朝昼晩とカレーだったりしても、1週間は耐えられる、どころか楽しめる自信さえあります。
昼・晩だったら2週間、晩だけだったら1ヶ月はOKではないかと、試したことはないけどそんな気がするのです。
カレーライスも好きですが、カレーパンも好き。本格派カレーにはナンなのでしょうが、親日派(エセ)インド人を自認するワタクシとしましてはやはりカレーパン。
そんな(エセ)インド人も絶賛のカレーパンに、先日この松本の地で巡り合うことができました。
蟻ヶ崎の「ひゃくにんぱん」のカレーパン。
150円くらいだったか。
是非一度お試しください。すごくおいしい。ちょっとしたサプライズも隠されていたりしまして。
もちろん他のもおいしいよ。
お店もね、渋いの。結構。
狭いんだけど、見てるだけで楽しいんだよね。
営業時間はこんな感じ。
カレーパンの歌。
(↑文字をクリックしてね)
木花開耶姫命(このはなさくやひめ)を祀ってある小さな小さな神社です。
神社前の説明板によると、この神様はその昔、この地で女性の病を癒されたのだそうです。そして、人々はその神恩に報いるために、「赤い真心」を表す赤い布を奉納するのが慣わしとなったとのことで、このようにいまでも赤布を奉納する女性が絶えないそうです。
「赤い真心」・・・聞きなれないフレーズではありますが、「赤心」という言葉は、古来よりそのものずばり、マゴコロを表す言葉でもあります。
「赤っ恥」なんて言葉もありますが、思うに「赤」というのは、「真」を表す強調の意味を担っていたのではないでしょうか。
今風に言えば、「マジ本気だから」とか「マジ恥ずかしい」みたいなもんかね。
この神社は自然石をそのまま使った設置物が多く、独特の味わいがあります。
画像の常夜燈もその一つ。
社殿の規模に比して、ちょっとオーバーサイズな気がするのは否めないところですが・・・。
水が涸れているのが残念でしたが、御手洗場も天然石をただくりぬいただけの物でした。
亀さんの吐水口が素敵。
近くで見ると、結構な面構え。
後ろ姿は・・・おマヌケ。
ケーキセット600円だったか700円だったか、ま、だいたいそのくらい。
こってりと濃いチーズケーキは、例えようもなく美味しかったなぁ。
ストレートコーヒーのメニューも充実しているので、お好きな方にはたまらないです。
素晴らしい音を出すスピーカーからはジャズが流れ、いつまでも居たい気分にさせてくれる店内の雰囲気は、得がたいものがあります。
食べ終わった後の画像で恐縮でございますが、画像奥に見えている本棚は、販売している古本です。古本とはいえ、初版本などのコレクション価値のあるもので、ここで何十年も前に出版された年代ものの本でも買って、コーヒー・・・というより「珈琲」を飲みながら、文学の世界に耽溺するなんて、考えてもみただけで素敵な時間の過ごし方じゃありませんか。
店主は相当な趣味人と拝見いたしました。
凄まじい存在感を放つ戦艦大和は、毎週送られてくる部品をこつこつ作り上げ、(今流行のディアゴスティーニの「週刊ナントカ」だったのでしょうか)1年半で完成させたそうです。
それにしても商業主義なカフェならば、これだけの空間、もう一席つくるとか、せめて物販コーナーにしたりとかしますわな。
自分が喫茶店やるとしたら、これくらいの気持ちの余裕を持っていきたいもんです。
県の森通りは美術館や市民芸術館がある、ちょっと素敵な雰囲気の通りなので、窓の外もいい感じ。上高地白樺荘経営のレストラン「ル・ブラン」のイルミネーションがいい味出してくれていました。
南安曇郡豊科町改め安曇野市豊科には、「白鳥湖」なるものがありまして、湖とは言っても犀川の堰が作り出す流れの緩やかな部分なんですが、ここには毎年冬になるとシベリアからコハクチョウが越冬しにやってくるのです。
せっかくの越冬なのだから、もうすこし暖かいところに来ればよいのに・・・、伊豆とか南房総とか南紀白浜とか。
ともあれ。
現地に行ってみるとこんな感じ。
ま、湖と言うより川ですわな。
でもなによりも圧倒されるのが、この大量の鳥・とり・トリ。
そんななかで白鳥様はさすがです。
よく白鳥は、見た目は優雅だけど水面下は・・・なんて話を聞きますが、そんなことないですよ。水がきれいなので水面下も良く見えるんですが、大きな水かきで一蹴りすると、意外なほどすすすーっとすべるように進み、その足の動きも優雅そのもの。白鳥様を見くびっておりました、わたくし。
でもね、そんな白鳥様と言えども所詮水鳥。
こんなマヌケな光景がいたるところに。
いやマヌケなんて言ってはいけませんね。
大事なお食事中なんでしょうから。
それにしても真ん中のカモ2羽のイチャイチャさ加減といったら・・・。
マヌケという心の声が聞こえたのでしょうか、名誉挽回とばかりに格好いいところを見せようと飛び立つ白鳥様たちです。
これだけの大型の鳥の飛び立つシーンは迫力があります。
上昇中。
彼らの頭の中に音楽が鳴り響いているとしたら、きっとケニーロギンスとかチープトリックあたりなんでしょうか。きっとそんな気がします。チャイコフスキーとかプロコフィエフでないことは確かなようです。この迫力は。
戦いの空に赴く艦載機といった風情にしか見えなくなった、悪ノリアタマで撮った画像。
でもこうしてみると、トムキャットには見えないな。どっちかというとロシアのスホーイみたいだ。
スホーイ戦闘機。
名前は弱そうだが、高性能(らしい)
敵機役、とんび。
遠足行ってきました。
おべんとは持たないけど、徒歩でテクテク、自宅の周りを。
今回目標とするのは、薄川の金華橋を渡ったところ、ラブホの脇から山の上に登る、魅力的な道をたどること。
左の写真がその入り口です。
モデルは、こんな道を入るのに、スカートを履いて脱力感満点の相方。
しばらく急斜面を登ると、ごらんのような気持ちの良い道が続きます。
ここは小笠原氏の城のひとつ、林城跡で、稜線に沿って段々状に陣地を構築したあとが続いており、道はそこを突っ切る形で上へうえへと登ってゆきます。途中で掘が切ってあったりして、山城だったんだなぁということを実感させます。頂上までそんな堀切が全部で4つありました。
林城山の全景。
右の端から稜線伝いに左の端まで歩いてきたのですよ。
頂上からは、無理すれば自動車も入れそうな感じの林道が別方向へと降りてゆき、それに沿って進みましたが、途中で舗装道路となり、しかもそれが目指す方向とは反対側に降りていきそうな気配。
突然舗装路となるあたりは携帯の基地局のアンテナが立っているところで、我々は舗装路と離れて、アンテナの脇の、なんとか踏み跡とわかる道なき道を選択して、稜線伝いに降りてゆくことにします。
こんな鳥居が突然現れたりします。
ご本尊・・・でなく、ご神体は背後の烏帽子をかぶった石像で、
両脇にそれぞれ「三笠大神」「八海山大神」と彫られた石碑が建っています。
実際のところ彼の名前はどちらなのでしょうか。
里に降りるとよい景色。
こんなんもあったりして。
このあとは、近くの山辺ワイナリーのレストランで至福のひと時。
飲んだのは、2007年のブラッシュワインと、2005年のマスカットベイリーA、そして「ソレイユ」という名前の、麦わらの上で干した葡萄で作ったデザートワインをそれぞれグラスで。結構安くてお勧めです。すべてのメニューがグラス提供可で、試飲感覚で飲める価格なのはうれしい。
ワインの販売所では無料の試飲があるにはあるんですが、ここのワインの本当の魅力は、いいグラスで、適温で味あわなければわからない。それを可能にしてくれるこの併設レストランにハラショー!
ツマミは、チーズ盛り合わせとソーセージ盛り合わせ、それにホットサンドにソフトクリーム。
料理もイケてますです。
松本から美ヶ原に行く道路沿いにあるので、美ヶ原観光に行かれる方には是非訪れて頂きたいものです。
併設の産直市場もイケてます。
帰り道に見つけた農家の庭を飾る、いかにも和風なこの木。
でも実が付いてます。
いったい何の実かな・・・?
・・・え! ええっ!?
もしかしてこいつは
キ・ウ・イ?
近くのご婦人にお伺いしたらやっぱりそうだとのこと。
和風な農家の庭先に実をつけるキウイ・・・。
キウイってこんなふうになるんだなぁ。
いい勉強になりました。
で、今宵のお伴の般若湯は、やっぱり里山辺の酒、「岩波」の純米をぬる燗で。
いい一日でした!