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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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外宮から内宮へは三重交通のバスで。
乗ったのが臨時便だったからなのでしょうか、車両はハイデッカーの観光バス。わずか十数分の旅路なのに。

さて、内宮へ。
まずは五十鈴川に架かる橋を渡ります。
この橋の両岸にある鳥居も、御遷宮の際、不要になった部材のリサイクルだということです。

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五十鈴川の橋にさしかかると、そこはもう神代の世界。
川幅が思っていたよりも広く、水の流れも悠々として、しかも両岸はこんもりとした森。一気に現代文明が遠のいてゆきます。
川べりで伊邪那岐命がみそぎをしているのが見えるかのようです。

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今上か、昭和か、確認しませんでしたが、陛下お手植えの松にも拝謁。
















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伊勢の神様は相当なグルメらしく、米から鮑から塩からすべてブランド指定。もちろん相手が神様なだけあって、今時流行の偽装なんて通用しません。先ほどお参りした外宮の祭神豊受大御神は、内宮の天照大御神にお食事を提供する神様という位置づけだそうで、苦労の程や忍ばれます。
この画像の建物はその名も「鮑調整所」。他にも稲の穀倉があったりします。
すこし離れたところには、専用の塩田もあるそうです。

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神宮にお参りして、一番見てみたかったのが、御遷宮のための代替地。(新御敷地)
ちょうど同じ大きさの敷地がとなりにあり、右にまします神様が、20年後にそのまんま左にいくんだな、ということがダイレクトに伝わってくる。なんだかその直截性がすごい。

いや、なんだか言葉では感動がよく伝えられないのですが、現在でこそなんにもない新御敷地ですが、未来のある時期になにかがあることが約束されている、しかもその「なにか」とは他でもない神様なわけで、それこそなんだか「すぴりちゅある」なものを感じてしまった僕なのでした。

ちなみに上の画像は風日祈宮(かぜひのみのみや)。やはり風雨の神様のお社です。
この風日祈宮のみならず、もちろん御正殿、御正宮にもこの代替地が用意されているのですが、こちらは規模が大きすぎて画像ではよく雰囲気が伝わらないので、手ごろな大きさのかぜひのみのみやという、読みにくくも覚えにくい名前のお社の画像をのっけてみました。

余談ですが、ここへは五十鈴川の橋を再度渡ってたどり着くのですが、
この橋の名が「かぜひのみのみやのはし」となり、2度タイプミスをしてしまったほどの分かりにくい名前となります。ためしに早口で3回言ってみましょう。

では、次、お待ちかねの精進落とし。

 

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