葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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過ぎ去りしあの日々。
空は青く、鳥は歌い、君は笑っていた。
僕らはみんな若さを謳歌していた。
ああ青春時代よ・・・!
幾年が過ぎ、僕は大人になった。君はもういない。
そしてあの青春は消化不良のまま、胃にもたれている。
そんな青春を完全消化するために
僕は旅に出る。
・・・本稿のタイトル「青春の消化」の意味は、別に上記の如き70年代風青春フォークソングみたいなことでは無論なく、単にお伊勢参りに使った青春18きっぷがあと1日分余ってしまったので、それを消化するための小旅行記をものしてみんと、そういう意味なのです。
さて、使える18きっぷはあと1日分のみ。これをどう使うか。
日帰り、というのがまず考え付く選択肢であります。
これが東京首都圏在住であれば、大垣夜行改め、ムーンライトナントカいう東海道線の夜行や、新潟方面に向かうムーンライトナントカで東京を発ち、日付が変わるあたりで18切符に切り替えるというテで、いろんなバリエーションが広がるのですが、なんせここは信州松本。始発は遅く、終電は早い。現在信州を始発とする夜行列車もない(はず)。純粋日帰りを目論むと、たいして遠くへはいけません。
で、折衷案。
①まず18切符でできるだけ遠くへ行く。
②1泊して帰りは安くて快適な高速バスを使う。
①はともかく、②に関してがこの場合、大きな制約になってくるのですね。
まず、松本までのバス路線がある都市に行き着くこと、これが大前提になります。それをクリアした上での条件①です。とすると、行き先は自ずから、仙台、東京(新宿)、金沢、名古屋、大阪(京都)あたりに落ち着きます。
このうち仙台はあまりに遠すぎて、往路はきっと電車ばっかり乗っててあんまり楽しくない可能性もあり、そもそも帰りのバス代も1万円の大台のりますので、主に経済的な理由で却下。金沢便は冬季運休中だそうで。
とすると残るは東京名古屋大阪・・・。結局三大都市かい!・・・と思うのは素人。玄人(何の?)は別の考え方をいたします。
つまりだね。
数学的に申しますと、2点間を結ぶ経路というのは無限にあるのですね。と、高校時代に数学は赤点補習王者だったワタクシが申します。無限の中からひとつのルートを厳選しなくてはならん。こりゃ大変だ。
ただこの場合の無限というのは、例えば松本から大阪に行くのに、JRだったり飛行機だったりバスだったり自家用車だったりあるいは徒歩だったり、果てはゼネコン雇って松本から大阪まで直線トンネル掘らせたり、一旦北朝鮮に行ってテポドンに乗って弾道軌道で大阪を目指したり、そういう手段の無限も含まれるわけです。
今回に関しては今のところ北朝鮮に渡航してテポドンを私用できるようなコネもないし、給料日前なのでゼネコン雇う金もない(給料日後でももちろん足りない)、あるのは手元の18きっぷ残り1日分のみ。これでだいぶ選択肢は限られてはきますが、逆に言うと選ぶのに楽しい、ちょうど良いくらいの選択肢が残されたわけです。
問題は目的地ではなく、過程なのですね。ワタクシはカテイを大事にする夫なのです。
さて、その選択肢の中からワタクシはどのようなルートを選び、旅をしたのか。
以下、奇行紀行文の始まりである。
空は青く、鳥は歌い、君は笑っていた。
僕らはみんな若さを謳歌していた。
ああ青春時代よ・・・!
幾年が過ぎ、僕は大人になった。君はもういない。
そしてあの青春は消化不良のまま、胃にもたれている。
そんな青春を完全消化するために
僕は旅に出る。
・・・本稿のタイトル「青春の消化」の意味は、別に上記の如き70年代風青春フォークソングみたいなことでは無論なく、単にお伊勢参りに使った青春18きっぷがあと1日分余ってしまったので、それを消化するための小旅行記をものしてみんと、そういう意味なのです。
さて、使える18きっぷはあと1日分のみ。これをどう使うか。
日帰り、というのがまず考え付く選択肢であります。
これが東京首都圏在住であれば、大垣夜行改め、ムーンライトナントカいう東海道線の夜行や、新潟方面に向かうムーンライトナントカで東京を発ち、日付が変わるあたりで18切符に切り替えるというテで、いろんなバリエーションが広がるのですが、なんせここは信州松本。始発は遅く、終電は早い。現在信州を始発とする夜行列車もない(はず)。純粋日帰りを目論むと、たいして遠くへはいけません。
で、折衷案。
①まず18切符でできるだけ遠くへ行く。
②1泊して帰りは安くて快適な高速バスを使う。
①はともかく、②に関してがこの場合、大きな制約になってくるのですね。
まず、松本までのバス路線がある都市に行き着くこと、これが大前提になります。それをクリアした上での条件①です。とすると、行き先は自ずから、仙台、東京(新宿)、金沢、名古屋、大阪(京都)あたりに落ち着きます。
このうち仙台はあまりに遠すぎて、往路はきっと電車ばっかり乗っててあんまり楽しくない可能性もあり、そもそも帰りのバス代も1万円の大台のりますので、主に経済的な理由で却下。金沢便は冬季運休中だそうで。
とすると残るは東京名古屋大阪・・・。結局三大都市かい!・・・と思うのは素人。玄人(何の?)は別の考え方をいたします。
つまりだね。
数学的に申しますと、2点間を結ぶ経路というのは無限にあるのですね。と、高校時代に数学は赤点補習王者だったワタクシが申します。無限の中からひとつのルートを厳選しなくてはならん。こりゃ大変だ。
ただこの場合の無限というのは、例えば松本から大阪に行くのに、JRだったり飛行機だったりバスだったり自家用車だったりあるいは徒歩だったり、果てはゼネコン雇って松本から大阪まで直線トンネル掘らせたり、一旦北朝鮮に行ってテポドンに乗って弾道軌道で大阪を目指したり、そういう手段の無限も含まれるわけです。
今回に関しては今のところ北朝鮮に渡航してテポドンを私用できるようなコネもないし、給料日前なのでゼネコン雇う金もない(給料日後でももちろん足りない)、あるのは手元の18きっぷ残り1日分のみ。これでだいぶ選択肢は限られてはきますが、逆に言うと選ぶのに楽しい、ちょうど良いくらいの選択肢が残されたわけです。
問題は目的地ではなく、過程なのですね。ワタクシはカテイを大事にする夫なのです。
さて、その選択肢の中からワタクシはどのようなルートを選び、旅をしたのか。
以下、
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