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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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前回の記事参照。

さて

なぜ須坂に行ったのか。

時は2月14日。
セイントバレンタインズデイ。

つまりですな

お雛様を見に行ったわけです。

全然関係ないじゃん。



須坂市では、ここ数年雛祭りの展示に力を入れておりまして、
期間中、市内の数多くの施設で展示をしております。
中にはなんと30段飾りのお雛様などもあったりしまして
それはそれはたいそう見応えのあるものだそうです。

で、午の刻過ぎた頃に市内に乗り込んだワタクシと相方。
見物の前に腹ごしらえをと思い、市中徘徊いたしました。
市中、といっても自動車を停めた場所が街外れの公園でしたので、
市街の外側から市中へと向かったわけですが。

その公園の駐車場というのが、以前から気になっていた
「豪商の館 田中本家博物館」
のそば。

ここにはお食事処があるということで
まあここで喰らいますか、ということになったわけです。

その判断が運の尽き。
結論から申し上げますと、
あまりの充実振りに、ここ一軒で見物が終了してしまったわけです。

以下写真。
 

8c0fa57d.jpegf0865ccb.jpeg

3d73b315.jpeg fe41f45f.jpeg

まずはこのすばらしい庭園+建築物群に加えて
館内の展示物も貴重なものばかり。
1週間かけて飾り付けをして
仕舞うのに1ヶ月かかるお雛様が圧巻です。
(出し入れにかかる期間についてはうろ覚えです)
しかもそれが、江戸時代のものから昭和のものまで何組もある。
お雛様専用の蔵まであるそうで。



左下写真の建物は、客殿だそうです。
内部に素晴らしい襖絵があります。
但しこの建物は非公開。
ではなぜ内部のことを知っておるか、この曲者。
それはお庭番のおぢちゃんに聞いたからです。



さて、気になる右下写真のごちそう。
「やまどりのお雑煮」です。
江戸時代の文献から再現した、お殿様のお雑煮。
さすがにやまどりはそうそう手に入らないのか
キジで代用しておりますが
うっとりするような良いダシが素敵です。

さらにさらに。
添え物たるべき香の物。
これがまたすごいんです。

瓜の粕漬けなんですが
地元の銘酒「渓流」の蔵元「遠藤酒造」の大吟醸の酒粕で漬けた逸品で
一切れ口に含むや
あの大吟醸の
ふるうてぃ~、な馥郁たる香りが口中に満ち
やさしい酸味と甘さとが
こりこりと噛むほどにしみわたってくる。

・・・じゅる。

売店で売ってたので買ってきました。
ここの従業員手づから漬け込むのだそうです。

 9dcfd05b.jpeg

冬の日のかたぶくも忘れ
目に舌に 酔わされ 千鳥やすざくの旅路

今回は「すざか」の代表的な蔵の町並みなどは見ず終いでした。
これは次回の楽しみに取っておくとしても
このエリアには
他に小布施などもあることですし

北信侮りがたし

そう感じた一日だったのでした。
(ちなみに松本は「中信」です)

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