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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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今、D80を上高地に持ってきています。
一眼のスバラしきところは、バルブ撮影ができること。

というわけで、十三夜の月光に照らされる穂高を撮ろうと出かけたのですが、大事なことに気づいたのですよ。

三脚を忘れた・・・。
しかも松本の家に・・・。

・・・ま、まあなんとかなるさ。
少しぐらいブレたって、ブログに載せるときは小さくするんだし。

で、創意工夫、試行錯誤、艱難辛苦の果ての成果を見てくりゃれ。

c61dc807.JPG

月光で空が明るく、星なんて望むべくもなかったのですが、1分もシャッター開けてたら、星達はきちんと姿を現してくれていました。

なぜか、世の中捨てたもんじゃないな、という気分になりました。

変な感想だね、我ながら、いつもながら。


闇照らす 月の光の饒舌の 奥に煌く星もあるから

失礼


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昨晩は半月。
綺麗に空はすみわたり、山も川も草花も、適量の月光を聞こし召して、ほろ酔い気分に見えました。
背の高い樹木達も、呆けたように青白くなって、ただ立ちすくんでいます。
足元ににいるワタクシのことなんて、まるで気づいていないようです。

どうやら、彼らの月見の宴の最中にお邪魔してしまったようです。

ワタクシもこの風流な半月の宴の末席に連なって、そぞろあるくことにしました。
枝の間から月を透かし見たり、川の波に映る月の光を眺めたり。
開けた場所で、穴の開くほど月を見つめたりもしました。
このときにワタクシの視線が空けたクレーターの映像を、月周回衛星「かぐや」が地球に送ってくるのももうすぐ・・・そんなわけはございませんな。

季節はずれのクリスマス からまつのてっぺんに飾る 七日の月

ふつうはツリーの天辺に飾るのは星なんだけどね。まあ大目にみてよ。


さて、明けて本日。
「上高地を美しくする会」の行事で、河童橋から大正池までのゴミ拾いツアーに参加してきました。
上高地にある各施設から人を出すきまりになっているので、今回はワタクシが志願したのです。

正直言うとゴミ拾いは二の次、勤務中にまんまとハイキング、そんな魂胆で参加したのですが・・・。

気づいてしまうんですよね。
ヌボーっと歩いていても、ゴミが落ちているとなんとなく感じる違和感で。
これは最近の観光客のみなさんの意識・マナーの向上の賜物だと思っています。
ほとんどゴミを捨てる人がいなくなったからこそ、笹薮の隙間に落ちている吸殻一つにも、強烈な異物感を感じてしまうのです。

普段汚いところに新しく小さなゴミが加わっても、誰も気づかないものでしょう。
ちょうど、ワタクシの宿舎のベッドの上のように・・・。(泣)

みんなが来てくれる場所をきれいに保つ。
そんな努力をしているのは、なにも上高地だけじゃありません。
みなさんの町のどこかで、こんなことをしている人たちが、きっといるはずです。
職場の玄関先に、小梨の花が咲き始めました。

ごく普通の広葉樹だと思っていた樹木の枝先が、ある日突然華やいできて、よくよく見るとそれは蕾。
徐々に蕾は白さを増して、数日前からほころび始めました。
ひとつひとつの花はとても小さく、儚い印象さえ感じるのですが、盛りに向かう花の勢いは素晴らしく、今や上高地の主役となって、早くも梅雨入りした空の下、その存在感を主張しています。

そんな素敵な景色を、ここをご覧の皆様にお伝えするには、画像を載せるのがいちばんなのでしょうが、あいにくデジカメは壊れてしまい、後任もまだ決まらず。

というわけで
この景色はワタクシだけのもの。他の人には見せてあげない。
そんな風に考えるのも痛快ではあります。


壊れたカメラ眺めては見る窓の外 咲く花を思ってゐる夜


失礼。

唐突なタイトルで申し訳ございません。

本日はウンチdayでした。
何のウンチかって?

まあまあ、話を聞きなさい。

前日少し多めにアルコールを入れてですね、9時間ぐっすり眠ったわけですよ。泥のように。
で、結構疲れも取れて、すがすがしい朝を迎えまして、こりゃ朝飯もうまいぞと、いつものように河童橋を渡って食堂へと向かったわけですね。

で、そこにあったんですよ。ウンチが。
橋の真ん中にある、深緑の、なんというか、青汁色の物体が。
一目でわかりましたよ。ウンチだって。
後で聞いたら猿のウンチだそうで。
そういえば予定より早く目が覚めたのも、猿の騒ぎ声のせいだったもんなぁ。
ウンチしながら騒いでいたのか、騒ぎながらウンチしてたのか。

ともあれ
猿のウンチは緑色。
清清しい春の上高地の景色と相俟って、やはりここで一句捻り出さねばなりますまい。

新緑を 集めて深し 猿ウンチ

職場に戻ると、玄関周りに鎮座まします、猿ウンチのお片づけ作業が待っていましたとさ。

でもですね、よくよくみると猿ウンチは、キメが細かくて滑らかな感じなんですね。ウンチなのに。水分豊富で瑞々しい印象なのですね、ウンチなのに。

さて、上記文章の中に、何回「ウンチ」という言葉が出てきたでしょう。
正解者の方から抽選で1名様に、貴重品のカモシカのウンチをクール便にてお届けいたします。(嘘)

あ、言い忘れてましたが、食事中にはこの文章読まないでくださいね。

遅かったか、そりゃ失礼。

6a43a736.JPG

唄の一つも出てしまう

こんな気持ちの良い朝に

ぼくは清水をすくいあげ

いちばん上まで吸い上げる

水は緑に色を変え

指のさきからあふれだす

あふれた緑のしずくは昇り

お空を蒼く染め上げる
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