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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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そういえば、昨日は地震がありましたね。
上高地でも大変な揺れでした。

朝方、変な揺れで目が覚めて、
うるせえな、二段ベッド下段の毒舌ネパール人少年よ、
なにを暴れておるのだ?と思ったら、
向いのベッド上段の20歳理系学生が、お、地震だ地震だと騒ぎだしまして。
ああ、地震か、と思えども、こちとら筋金入りの低血圧。
動けない身体のまま、ぼんやりと、今日の山はどうしようと思いつつ、
これが大地震だったら、このまま逃げられずに逝っちゃうのかなぁ、
なんて思ったり。

で、そのまま又寝入りまして、再び起きると、向いのベッド下段の34歳元床屋が、
「え?地震なんてあったんすか?」
てな状態。

上には上がいる、ニンゲン謙虚にならなきゃな、と思った次第です。
 

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511def91.JPG


亡者共 喜び行けば 鬼とても 諦め顔の 針山地獄


以前白馬在住時には、何度か剣岳に登ったものです。
大体、立山三山とセットで計画するのですが、
剣を登ってしまった後では、なんだかもう立山に回る気がせず、
早々に下山してしまった記憶があります。
それぐらい、剣岳の登山は充実したものだったのです。

で、
あるとき「立山曼荼羅」なるものを見る機会がありました。
立山三山の上には太陽が輝き、ホトケ様たちがいらっしゃいます。
見下ろす室堂あたりには、鬼たちが跋扈し、午頭馬頭(ゴズメズ)は走り回り、
その隙間では、亡者共が痛めつけられています。
なんとか隙を見つけて逃げ出した亡者たちも、
鬼たちに、画面左手の針山に追い詰められていきます。

山上に月が輝くその針山こそが剣岳、というわけなのです。

見ていて、複雑な気分になりました。
だって、地獄の針山で満足して、
極楽に行かずに帰ってきてしまうということはですね、
成仏できないの?ぼく、ということに他ならないわけですから。

とはいいつつ、
なんだか喜んでそんなところに行ってしまうマゾなワタクシ。

本日行った西穂高岳も、
なかなかナイスな針で刺してくれました。
ああ、鬼さんもっと・・・
と言いたい所でしたが、時間がないので適当に切り上げました。

この痛みは、明日も続きます。

いうまでもなく筋肉痛です。



文中、ヘンタイ的表現がございましたことを、謹んでお詫び申し上げます。

a9ce28f0.jpeg


姉の居る身には 真夏の怪談の如き響きの 弟切の花


おやおや
雨が降り続いて空も見えず、
梅雨はいつ明けるのかいのう、
などと思っていたら、
いつのまにやらちらほらと
秋の花など見え隠れ。

うわああ、そういやもう立秋ではないか。
ていうかもう過ぎてる。

というわけで、
なんだかよく分からない間に過ぎ去っていた夏に
撮りためておいた写真の中から、1点。

オトギリソウ。

この花に抱く想いは、冒頭の短歌にすべて表されております。
姉とは、げに恐ろしきもの。
同じく姉を持つ身の相方とは、
「そうそう、姉っていうものは・・・」と、妙に話が合ってしまったり。



さあて、来週のサザエさんは・・・じゃなくて、
明日のくえびこさんは!

山です。ひっさしぶりの山です。
西穂行きます。日帰りですが。
もう、ハイです。けっこう浮わついてます。

ああ、今日は寝られるだろうか。
terminal.jpg

ターミナル 集えるバスの纏いしは
錦に織りたる 旅する心


所用のため、遠路はるばる徒歩五分、
上高地バスターミナルまで出てきました。

少し時間が余ったので、
新しくなったケータイでパシャリ。

上高地の景として代表的なのは、
何と言っても河童橋ですが、
このバスターミナルも、なかなか捨てたものではありません。
初めて上高地に足を踏み入れた人が、
バスを降りて、まず最初に目にする景色です。



今日も、たくさんのバスが集まっていました。
色とりどりで、皆きれいなバスばかりなのですが、
最近、結構目が肥えてきてしまいまして、
いろいろと好き嫌いも出てきています。

バスの車種に関しても、変に詳しくなってしまいましたよ。

一番良く見かけるのが、
日野セレガ・いすゞガーラ系
日野といすゞが、同じデザインのモデルを使っているため、
もう、そこらじゅうでみかけます。

・・・ワタクシはあまり好きではありません、
というか、嫌いです、このバス。
押しが強すぎて、下品ですよ。

特に「はとバス」のやつ。
このセレガ・ガーラの車体に、原色の黄色地と赤の文字。
東京タワーの真下ならともかく、上高地には似合いませんな。
まったくもって、いかがなものか的デザインです。

同じセレガでも、上高地シャトルバスで使っている、
セレガRハイブリッド車は、スマートでとても良いデザインなのに・・・。

・・・とまあ、いきなりダメ出しから始まりましたが、
気に入っているものもあります。
三菱ふそうのエアロエース

これはかっこいい。
リンク先には帝産バスの画像がでていますが、
この帝産バスのデザインも良いです。
車体側面の、ジャガーだかピューマだかが駈けている姿も素敵。

最近のバスは、どうも車体全面に、
変なデザインをするのが流行りらしいのですが、
ワタクシとしては、シンプルに、ストライプ基調のバスに好感をもちますね。

いつだか見かけた「越後交通」の観光バス。
これはシブくて良かった・・・。
ウィスキーの小瓶でも片手に、日本海の夕日を眺めながら乗ってみたい逸品。
黒部ダム入口の扇沢で見かける「北アルプス交通」。
銀地に青のシマシマ。これも好き。
ザックしょって、登山口まで乗るバスですよ、これは。
(リンク貼るのが面倒になってきたので、画像は探してくださいね)

JRの電車も、最近はヘンなのが多いですね、
特急あずさは、以前の藤色のストライプ方が良かったですし、
新幹線も、あーでこーで、
飛行機も、あーでこーで、
船もあーでこーで、
乗用車に至っては、まさにあーでこーで、

・・・・・・・・・・・

さ、聴衆も呆れて帰ってしまったことでもあるし、
酒飲んで寝るか。

eebdfb2d.JPG

食いすぎて 肥え重くなるに 備えしか
ギザギザ補強の 蜘蛛皮算用


我が家の隣の葡萄畑。
別に自分で育てているわけではないので、
熟したところで、口に入るわけでもない宝石たちなのですが、
でも気になってちょいちょい覗いてみてしまいます。

すると、この畑の番人と目が合いまして。

彼については、かねがね疑問に思うことがありまして、
聞いてみることにしました。

「脚が8本もあって、もてあますことはないのかい?」

左の2番目の脚で、
中心から3本目くらいの横糸をピンとはじいた後、
(考えるときのクセらしい)
彼に、こう、やりかえされました。

「ニンゲンこそ、
口八丁手八丁、合計16丁も持ってるくせに
本当に使いこなせてるのかい?」

はい、使いこなせてません。

「おいらはな、ここにうんと引っかかる餌食って太る予定だで、
こんなふうに、高等技術の補強をしてるんだ。
脚が8本じゃ、足りないくらいなんだぜ」

なるほど。

ちょっと楽観的過ぎる、見通しの甘さは気になるところですが、
まあそのとおりなのでしょう。

「脚8本じゃ足りないんだったら、
相方の口八丁でも貸しましょうか?」
と提案したら

ごくやんわりと断られてしまいました。
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