葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま
このブログのシステムもよく理解できぬまま、
勢いで始めてしまったブログ。
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葉のみどり 太陽のいろ
加うるに 嵐のいろを 混ぜて秋色
昨日はものすごい嵐でした。
おそらく本州は全て強風が吹き荒れていたとは思いますが。
そもそも気圧配置がタダゴトではなかったですからね。
たとえばぐっすり寝込んでいて、突然「寝坊した!」と思って目が覚める、あわてて服を着ているうちに寝ぼけが覚めてきて、改めて時計を見ると、まだ寝てから1時間と経っていなかったりする。そんな経験ありませんか?
いや、唐突に変なたとえ話を出しましたが、今回の嵐、シベリア駐屯の冬将軍様(半島の将軍様に非ず)が、まさに上記の状態で出撃してしまったような、そんな気がするのです。
この嵐で、近くにある目通し1mあるかないかぐらいの大木が、夜のうちにぽっきり折れてしまいました。
そんな強風を画像に収めようと遊んでいたら、こんな画像が撮れたのです。
ちょっとだけ画像処理して色合いを調整してありますが、基本的に撮ったままのものです。
だけどなんだか絵画みたいな、面白い感じになりました。
この嵐が過ぎると、風景は急速に秋への衣替えに移っていくのでしょう。
景勝地の秋の紅葉。
特に上高地のそれは素晴らしいものがありますが、もちろん一朝一夕に出来上がるわけではありません。
寒い冬をじっくり乗り越えた冬芽が、あのうっとりとするような萌黄色の新芽を吹いて、残雪の白と共に春の景色を作り上げ、さんさんと降り注ぐ太陽は、その緑色をどんどん濃くしてゆき、最後は次の世代への木々の想いが、景色を赤や黄色に染め上げるのです。
それはさながら画家が、パレットにいろんな種類の絵の具を溶いて、ひとつの色を作り上げるかのようです。
そしてその色には、「嵐色」という、今まで知らなかった色が、かくし味のように使われていることを、このときワタクシは発見したのでした。
さて、2つ前の記事に関して。
40匹のうちまだ26匹の里親が見つかっていないそうです。(MARさんのブログ及びよしさんのHPより)
でも日本にはこのような境遇の動物たちが、26匹どころでなくいるのです。
繰り返します。これから動物を飼おうとする方、その動物が天命を全うするころの将来の自分の状態を、もっとも「悲観的に」想像してみて、その上で見捨てない覚悟をしてください。
26匹の犬たちが生きながらえますように。そしてこのような境遇の動物たちが少しでも減っていきますように。
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無題
<えびこ様、嵐だっつたのですね、お怪我がなさそうで、なによりでした、ワンチャン達も飼い主さんに、よって、運命の、差がでますね、可哀想な犬達に、愛を、注ぐ、貴女は、素晴らしいです。
生有るもの、に幸をと祈るのみです、 みみ
生有るもの、に幸をと祈るのみです、 みみ