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葡萄畑の傍に庵を結び、日々徒然なるまま  このブログのシステムもよく理解できぬまま、 勢いで始めてしまったブログ。
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0475fc03.JPG
 
人生に幾度も訪ふ 終わりなら 君想ひしは その幾度目か


「すきです
 でも もうおわり
  かもしれない
BYE-BYE 」


放課後、この壁のある狭い路地にふと立ち止まり
壁に想いをぶつけた彼女。

あのひとが好きな自分がいる
でももう終わりを感じている自分もここにいる

アタシハココニヰル



ピラミッドに落書きを遺したカエサルのローマ兵。
アンコールワットの壁に名を記した日本の侍。
君たちの名前を記した石碑を遺すと主人公から言われ、奮い立った
映画「敦煌」の兵士たち。

太陽系外で孤独な旅を続けるNASAの探査機
「パイオニア」「ボイジャー」に託された、人類のメッセージ。

我、ここに在り。

我々は、ただそれを伝えんがために生きているのです。



さて、この落書きがあったのは
前回の記事の「あぶらた小路」の、白いほうの壁。
最初は眉をしかめました。

でも、コンクリにペンキで描かれているわけでもないこの落書きたちは、
見ているうちになんだか可愛くも思えてきまして。

壁の所有者の方、ごめんなさい。



さあ、これを描いた(たぶん)女子よ。
次の想いは、道端の壁ではなく、
カンバスとか、原稿用紙とか、フィルムとか、五線譜とか、
そんなものにぶつけてみよう。

きっと次の「終わり」は、もっと素敵になるよ。
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こんばんは
ピラミッドの 壁面かと 思いきや
あぶらた小路だったのですネ
最後のフレーズがとても素敵です。
みみ URL 2009/07/03(Fri)20:57:38 編集
「かきすて」でいいの?
サグラダ・ファミリアの落書きは酷かったなぁ。
「旅の恥はかきすて」などとは言いますが、
日本の恥を世界に広めるのは止めて欲しいものです。
cyah URL 2009/07/03(Fri)23:58:17 編集
無題
みみさん
いい「終わり」って、今の生活を豊かにしてくれると思うんですよね、悪い「終わり」は・・・、思い出さなければノープロブレム!
忘れるのは得意ですし。
くえびこ 2009/07/04(Sat)22:18:11 編集
無題
ちゃーさん
サグラダファミリアのラクガキって・・・
初めて知りました。
うーん、いろいろと考えてしまったので、
一本記事を立ててしまいました。
考える機会をいただいて、どうもありがとう。
くえびこ 2009/07/04(Sat)22:19:40 編集
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